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奈良県立医科大学/2016年度/前期

奈良県立医科大学 2016年 数学 第9問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2016年度第9問

一辺の長さが2である正四面体 OABCOABC がある。辺 OAOA 上に OD:DA=2:1OD:DA=2:1,辺 BCBC 上に BE:EC=3:2BE:EC=3:2 となるように点 D,ED,E をとる。三角形 ODEODE の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

OA方向の単位ベクトルに対するOB, OCの垂直成分を求め、EからOAまでの距離を内積で計算して三角形の面積を出す。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 面積(△ODE)=25115\displaystyle (\triangle ODE)=\frac{2\sqrt{51}}{15}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

一辺が 2 であるから、OA→⋅OB→=2\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}=2 であり、辺 BCBC についても同様に OB→⋅OC→=2\overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OC}=2 である。実際、∣OA→−OB→∣2=∣AB→∣2=4\lvert\overrightarrow{OA}-\overrightarrow{OB}\rvert^2=\lvert\overrightarrow{AB}\rvert^2=4 より従う。OA→\overrightarrow{OA} 方向の単位ベクトルを e\boldsymbol e とすると、OB→⋅e=OC→⋅e=1\overrightarrow{OB}\cdot\boldsymbol e=\overrightarrow{OC}\cdot\boldsymbol e=1 である。

OB→\overrightarrow{OB}、OC→\overrightarrow{OC} の OAOA に垂直な成分をそれぞれ b=OB→−e\boldsymbol b=\overrightarrow{OB}-\boldsymbol e、c=OC→−e\boldsymbol c=\overrightarrow{OC}-\boldsymbol e とおく。このとき b⋅e=c⋅e=0\boldsymbol b\cdot\boldsymbol e=\boldsymbol c\cdot\boldsymbol e=0 であり、 ∣b∣2=∣c∣2=4−1=3,b⋅c=OB→⋅OC→−1−1+1=1.\lvert\boldsymbol b\rvert^2=\lvert\boldsymbol c\rvert^2=4-1=3,\qquad \boldsymbol b\cdot\boldsymbol c=\overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OC}-1-1+1=1. BE:EC=3:2BE:EC=3:2 だから、OE→=25OB→+35OC→\displaystyle \overrightarrow{OE}=\frac25\overrightarrow{OB}+\frac35\overrightarrow{OC} である。よって EE から直線 OAOA までの距離の二乗は、 ∣25b+35c∣2=4⋅3+9⋅3+12⋅125=5125.\displaystyle \left\lvert\frac25\boldsymbol b+\frac35\boldsymbol c\right\rvert^2=\frac{4\cdot3+9\cdot3+12\cdot1}{25}=\frac{51}{25}. したがってその距離は 515\displaystyle \frac{\sqrt{51}}5 である。また OD=23OA=43\displaystyle OD=\frac23 OA=\frac43 なので、 面積(△ODE)=12⋅43⋅515=25115.\displaystyle \text{面積}(\triangle ODE)=\frac12\cdot\frac43\cdot\frac{\sqrt{51}}5=\boxed{\frac{2\sqrt{51}}{15}}.

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察
  • 空間図形の計量

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