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奈良県立医科大学/2016年度/前期

奈良県立医科大学 2016年 数学 第7問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2016年度第7問

a1=12,an+1=an2−an\displaystyle a_1=\frac{1}{2},\qquad a_{n+1}=\frac{a_n}{2-a_n} で与えられる数列 {an}\{a_n\} の a11a_{11} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

各項が正であることを確認して逆数をとり、定数項を移した数列を等比数列として求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a11=11025\displaystyle a_{11}=\frac{1}{1025}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

初項はa1=12\displaystyle a_1=\frac{1}{2}である。0<an<10<a_n<1ならば2−an>12-a_n>1なので、 0<an+1=an2−an<an<1.\displaystyle 0<a_{n+1}=\frac{a_n}{2-a_n}<a_n<1. 初項で0<a1<10<a_1<1が成り立つから、帰納的にすべてのnnについて0<an<10<a_n<1であり、逆数をとることができる。

bn=1an\displaystyle b_n=\frac1{a_n}とおくと、与えられた漸化式から bn+1=2−anan=2bn−1.\displaystyle b_{n+1}=\frac{2-a_n}{a_n}=2b_n-1. ここでcn=bn−1c_n=b_n-1とおけばcn+1=2cnc_{n+1}=2c_n、またc1=b1−1=1c_1=b_1-1=1である。したがってcn=2n−1c_n=2^{n-1}、bn=2n−1+1b_n=2^{n-1}+1となり、 an=12n−1+1.\displaystyle a_n=\frac1{2^{n-1}+1}. この式は初項を満たし、代入するとan2−an=12n+1\displaystyle \frac{a_n}{2-a_n}=\frac1{2^n+1}となるので漸化式にも一致する。よって a11=1210+1=11025.\displaystyle a_{11}=\frac1{2^{10}+1}=\boxed{\frac1{1025}}.

この問題で使う考え方

  • 漸化式
  • 等比数列の一般項と和

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