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奈良県立医科大学/2016年度/前期

奈良県立医科大学 2016年 数学 第13問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2016年度第13問

∫12(log⁡x)3 dx\displaystyle \int_1^2(\log x)^3\,dx を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

対数の累乗を部分積分で次数を下げ、順に定積分を評価する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 2(log⁡2)3−6(log⁡2)2+12log⁡2−6\displaystyle 2(\log 2)^3-6(\log 2)^2+12\log 2-6

4解答

解答を見る途中式つきの解答

1≦x≦21\le x\le2 では log⁡x\log x が定義される。 Ik=∫12(log⁡x)k dx(k=1,2,3)\displaystyle I_k=\int_1^2(\log x)^k\,dx\quad(k=1,2,3) とおき、部分積分を用いる。 I3=[x(log⁡x)3]12−3I2=2(log⁡2)3−3I2.I_3=\left[x(\log x)^3\right]_1^2-3I_2=2(\log 2)^3-3I_2. 同様に I2=[x(log⁡x)2]12−2I1=2(log⁡2)2−2I1,I1=[xlog⁡x]12−∫121 dx=2log⁡2−1.\displaystyle I_2=\left[x(\log x)^2\right]_1^2-2I_1=2(\log 2)^2-2I_1,\qquad I_1=\left[x\log x\right]_1^2-\int_1^2 1\,dx=2\log 2-1. したがって I2=2(log⁡2)2−4log⁡2+2I_2=2(\log 2)^2-4\log 2+2 であり、 I3=2(log⁡2)3−3{2(log⁡2)2−4log⁡2+2}=2(log⁡2)3−6(log⁡2)2+12log⁡2−6.I_3=2(\log 2)^3-3\{2(\log 2)^2-4\log 2+2\}=2(\log 2)^3-6(\log 2)^2+12\log 2-6. 確認として、F(x)=x{(log⁡x)3−3(log⁡x)2+6log⁡x−6}F(x)=x\{(\log x)^3-3(\log x)^2+6\log x-6\} とおくと、積の微分により F′(x)=(log⁡x)3F'(x)=(\log x)^3 である。また F(1)=−6F(1)=-6、F(2)=2{(log⁡2)3−3(log⁡2)2+6log⁡2−6}F(2)=2\{(\log 2)^3-3(\log 2)^2+6\log 2-6\} なので、F(2)−F(1)F(2)-F(1) も同じ値となる。

この問題で使う考え方

  • 不定積分・定積分の性質
  • 部分積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分

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