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奈良県立医科大学/2016年度/前期

奈良県立医科大学 2016年 数学 第12問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2016年度第12問

次の極限値を求めよ。 lim⁡x→01−tan⁡2x−1+tan⁡2xx\displaystyle \lim\limits _{x\to0}\frac{\sqrt{1-\tan 2x}-\sqrt{1+\tan 2x}}{x}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

共役な平方根の和を掛けて有理化し、tan t/tの基本極限に帰着する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • -2

4解答

解答を見る途中式つきの解答

分母の平方根の和を用いて分子を有理化する。 1−tan⁡2x−1+tan⁡2xx=(1−tan⁡2x)−(1+tan⁡2x)x(1−tan⁡2x+1+tan⁡2x)=−2⋅tan⁡2x2x⋅21−tan⁡2x+1+tan⁡2x.\displaystyle \begin{aligned} &\frac{\sqrt{1-\tan 2x}-\sqrt{1+\tan 2x}}{x}\\ &=\frac{(1-\tan 2x)-(1+\tan 2x)}{x\left(\sqrt{1-\tan 2x}+\sqrt{1+\tan 2x}\right)}\\ &=-2\cdot\frac{\tan 2x}{2x}\cdot\frac{2}{\sqrt{1-\tan 2x}+\sqrt{1+\tan 2x}}. \end{aligned} x→0x\to0 のとき、tan⁡2x→0\tan 2x\to0 であり、十分小さいxxでは両方の平方根の中身は正である。また、基本極限lim⁡t→0tan⁡tt=1\displaystyle \lim\limits _{t\to0}\frac{\tan t}{t}=1 よりlim⁡x→0tan⁡2x2x=1\displaystyle \lim\limits _{x\to0}\frac{\tan 2x}{2x}=1 である。したがって、 lim⁡x→01−tan⁡2x−1+tan⁡2xx=−2⋅1⋅21+1=−2.\displaystyle \lim\limits _{x\to0}\frac{\sqrt{1-\tan 2x}-\sqrt{1+\tan 2x}}{x}=-2\cdot1\cdot\frac{2}{1+1}=-2.

この問題で使う考え方

  • 一般角と弧度法
  • 三角関数の相互関係
  • 関数の極限

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