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奈良県立医科大学/2016年度/前期

奈良県立医科大学 2016年 数学 第4問解答・解説

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1問題

奈良県立医科大学2016年度第4問

b=a+1a\displaystyle b=a+\frac{1}{a} とする。a5+1a5\displaystyle a^5+\frac{1}{a^5} を bb の多項式で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

二項定理でb^5とb^3を展開し、a^3+1/a^3をbで置き換えて求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • b5−5b3+5bb^5-5b^3+5b

4解答

解答を見る途中式つきの解答

1/a1/a が定義されるため、a≠0a\ne0 である。二項定理で展開すると、 b5=(a+1a)5=a5+5a3+10a+10a+5a3+1a5=(a5+1a5)+5(a3+1a3)+10b.\displaystyle b^5=\left(a+\frac1a\right)^5=a^5+5a^3+10a+\frac{10}{a}+\frac{5}{a^3}+\frac{1}{a^5} =\left(a^5+\frac{1}{a^5}\right)+5\left(a^3+\frac{1}{a^3}\right)+10b. また、 b3=(a+1a)3=a3+1a3+3(a+1a)=a3+1a3+3b\displaystyle b^3=\left(a+\frac1a\right)^3=a^3+\frac{1}{a^3}+3\left(a+\frac1a\right) =a^3+\frac{1}{a^3}+3b より、a3+1/a3=b3−3ba^3+1/a^3=b^3-3b である。これを上式に代入して整理すると、 a5+1a5=b5−5(b3−3b)−10b=b5−5b3+5b.\displaystyle a^5+\frac{1}{a^5}=b^5-5(b^3-3b)-10b=b^5-5b^3+5b. 検算として a=1a=1 とすれば b=2b=2 であり、右辺は 32−40+10=232-40+10=2 となって a5+1/a5=2a^5+1/a^5=2 と一致する。したがって、求める多項式は b5−5b3+5bb^5-5b^3+5b である。

この問題で使う考え方

  • 二項定理

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