長崎大学/2017年度/前期
長崎大学 2017年 数学 第8問解答・解説
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1問題
平面上に,原点Oを中心とする半径1の円がある。この円の周上に2点AとBをとる。ただし,とする。さらに,2点A,Bから軸に垂線を下ろし,軸との交点をそれぞれC,Dとする。扇形OABの面積を,弧ABと線分BD,DC,CAで囲まれた図形Fの面積をとするとき,以下の問いに答えよ。
(1) をとで表せ。
(2) をとで表せ。
(3) のとき,をの式で表せ。また,このときのとりうる値の範囲を求めよ。
(4) (3)のとき,扇形OABおよび図形Fを軸のまわりに1回転してできる回転体の体積を,それぞれおよびとする。さらに,とする。をの式で表せ。
(5) (4)において,の最大値,およびそのときのA,Bの座標を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
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数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 半径が 、中心角が の扇形なので、
(2) に対し、円の内部で かつ 軸の上側にある部分の面積を とする。この部分は、中心角 の扇形と、底辺 、高さ の直角三角形に分けられる。したがって 図形 は から を除いた部分だから、
(3) より 、すなわち である。 かつ なので、正弦の対称性から を得る。よって さらに より 。このとき から なので、 である。
(4) 、 とおく。扇形 の縦断面は、 では と の間、 では と の間にある。したがって円板・円環の断面積を積分すると 一方、 の回転体は で半径 の円板を断面にもつから よって (3) の関係 を用いると、 であり、 だから
(5) において である。したがって で は増加し、 で減少する。よって最大値は のときにとり、 このとき であり、 かつ だから 。和と差から また より 、 である。ゆえに
この問題で使う考え方
- 三角比による面積
- 一般角と弧度法
- 三角関数の相互関係
- 多項式の導関数
- 導関数と増減
- 定積分による体積
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