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名古屋市立大学/2024年度/前期

名古屋市立大学 2024年 数学 第1問解答・解説

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1問題

名古屋市立大学2024年度第1問

正四面体 OABCOABC に対して、平面 OABOAB 上の点 PP が 5OP→=PA→−3PB→5\overrightarrow{OP}=\overrightarrow{PA}-3\overrightarrow{PB} を満たしている。OA→=a⃗, OB→=b⃗, OC→=c⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a},\ \overrightarrow{OB}=\vec{b},\ \overrightarrow{OC}=\vec{c} とおくとき、次の問いに答えよ。

(1) OP→\overrightarrow{OP} を a⃗,b⃗\vec{a},\vec{b} で表せ。

(2) △ABC\triangle ABC の重心 GG と点 PP を通る直線が平面 OACOAC と交わる点を QQ とする。OQ→\overrightarrow{OQ} を a⃗,c⃗\vec{a},\vec{c} で表せ。

(3) 線分 OAOA 上の点 RR に対して、△PQR\triangle PQR が PQPQ を斜辺とする直角三角形になるとき、OROA\displaystyle \frac{OR}{OA} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) OP→=13a⃗−b⃗\displaystyle \quad \overrightarrow{OP}=\frac13\vec a-\vec b\quad . (2) OQ→=13a⃗+14c⃗\displaystyle \quad \overrightarrow{OQ}=\frac13\vec a+\frac14\vec c\quad . (3) OROA=7+34148\displaystyle \quad \frac{OR}{OA}=\frac{7+3\sqrt{41}}{48}\quad .

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) p⃗=OP→\vec p=\overrightarrow{OP} とおくと、PA→=a⃗−p⃗\overrightarrow{PA}=\vec a-\vec p、PB→=b⃗−p⃗\overrightarrow{PB}=\vec b-\vec p。条件式から 5p⃗=(a⃗−p⃗)−3(b⃗−p⃗)=a⃗−3b⃗+2p⃗,5\vec p=(\vec a-\vec p)-3(\vec b-\vec p)=\vec a-3\vec b+2\vec p, 従って OP→=a⃗/3−b⃗\overrightarrow{OP}=\vec a/3-\vec b。

(2) GG の位置ベクトルは (a⃗+b⃗+c⃗)/3(\vec a+\vec b+\vec c)/3。直線 PGPG 上の点を P+t(G−P)P+t(G-P) と書くと、その位置ベクトルは 13a⃗+(−1+4t3)b⃗+t3c⃗.\displaystyle \frac13\vec a+\left(-1+\frac{4t}{3}\right)\vec b+\frac{t}{3}\vec c. 平面 OACOAC 上では b⃗\vec b の係数が0だから t=3/4t=3/4。したがって OQ→=a⃗/3+c⃗/4\overrightarrow{OQ}=\vec a/3+\vec c/4。

(3) s=OR/OAs=OR/OA とし、r⃗=OR→=sa⃗\vec r=\overrightarrow{OR}=s\vec a、u=1/3−su=1/3-s とおく。PQPQ を斜辺とするので RP→⊥RQ→\overrightarrow{RP}\perp\overrightarrow{RQ}。 RP→=ua⃗−b⃗,RQ→=ua⃗+14c⃗.\displaystyle \overrightarrow{RP}=u\vec a-\vec b,\qquad \overrightarrow{RQ}=u\vec a+\frac14\vec c. 正四面体の一辺の長さを LL とすれば ∣a⃗∣=∣b⃗∣=∣c⃗∣=L|\vec a|=|\vec b|=|\vec c|=L、a⃗⋅b⃗=a⃗⋅c⃗=b⃗⋅c⃗=L2/2\vec a\cdot\vec b=\vec a\cdot\vec c=\vec b\cdot\vec c=L^2/2。よって直交条件は 0=RP→⋅RQ→=L2(u2−38u−18),\displaystyle 0=\overrightarrow{RP}\cdot\overrightarrow{RQ}=L^2\left(u^2-\frac38u-\frac18\right), すなわち 8u2−3u−1=08u^2-3u-1=0。従って u=(3±41)/16u=(3\pm\sqrt{41})/16 で、 s=13−u=7∓34148.\displaystyle s=\frac13-u=\frac{7\mp3\sqrt{41}}{48}. RR は線分 OAOA 上なので 0≦s≦10\le s\le1。7−341<07-3\sqrt{41}<0 より負の解を除き、 OROA=s=7+34148.\displaystyle \frac{OR}{OA}=s=\frac{7+3\sqrt{41}}{48}.

位置ベクトルで条件を整理して PP を求める。PGPG を媒介変数で表し、OACOAC 上の条件で QQ を定める。最後に正四面体の辺ベクトルの内積を使って RP⊥RQRP\perp RQ を式にし、線分上の範囲で二次方程式の根を選ぶ。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトルの媒介変数表示
  • 内積による直交条件
  • 二次方程式の根の選択

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