名古屋大学/2004年度
名古屋大学 2004年 数学 第2問解答・解説
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1問題
a, b, c を実数とし,実数の組 に関する方程式 を考える。
(1) 方程式(i)が解をもつためのa,b,cに対する条件を求めよ。またそのときの方程式(i)の解(x,y,z)を求めよ。
(2) 方程式(i)と(ii)がただ一つの共通解をもつとき, その共通解 は方程式 をみたすことを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
原文の3本の一次方程式の係数関係と消去法で解集合を求め、平行移動した解と単位球面の交点数から一意解の条件を導く。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 左辺の3式には という関係がある。従って解が存在するための必要条件は、右辺にも同じ関係が成り立つこと、すなわち である。
この条件のもとで、最初の2式を加えると となる。 とおくと であり、最初の式から を得る。3番目の式は、上記の条件から最初の2式と同じ関係を満たすので自動的に成り立つ。従って全解は である。逆にこの形の組は最初の2式を満たし、条件 により3番目の式も満たすので、条件は十分でもある。
(2) 共通解を とする。上の一般解の形から、任意の実数 に対し も方程式(i)の解である。これが方程式(ii)も満たす条件は もとの共通解では なので、整理すると は元の共通解に対応する。もし なら、これとは異なる も解となり、共通解が2つできてしまう。唯一性に反するため である。従って であり、方程式(ii)から よって求める関係が成り立つ。
この問題で使う考え方
- 対偶・背理法による証明
- 空間座標と空間ベクトル
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