本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

名古屋大学/2005年度

名古屋大学 2005年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

名古屋大学2005年度第1問

放物線 R:y=−x2+3R: y=-x^2+3 と直線 ℓ:y=2x\ell: y=2x との交点を A, B とする。直線 y=2x+t (t>0)y=2x+t\ (t>0) は放物線 R と相異なる2点 C(t), D(t) で交わるものとする。

(1) 放物線 R と直線 ℓ\ell とで囲まれた図形の面積 T を求めよ。

(2) 4つの点 A, B, C(t), D(t) を頂点とする台形の面積を S(t) とし,f(t)=S(t)/Tf(t)=S(t)/T とおく。f(t)f(t) の最大値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

放物線と直線の交点・交差条件から積分区間とtの定義域を求める。台形の平行な底辺の長さと高さでS(t)を表し、s=√(4−t)による置換後に微分して最大値を決定する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • T=323;0<t<4;tmax⁡=329,Smax⁡=25627,max⁡f(t)=89.\displaystyle T=\frac{32}{3};\quad 0<t<4;\quad t_{\max}=\frac{32}{9},\quad S_{\max}=\frac{256}{27},\quad \max f(t)=\frac89.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

直線 y=2xy=2x と R:y=−x2+3R:y=-x^2+3 の交点は −x2+3=2xすなわち(x+3)(x−1)=0-x^2+3=2x\quad\text{すなわち}\quad (x+3)(x-1)=0 より、A=(−3,−6), B=(1,2)A=(-3,-6),\ B=(1,2) である。 (−x2+3)−2x=4−(x+1)2(-x^2+3)-2x=4-(x+1)^2 は −3≦x≦1-3\le x\le1 で非負だから、(1)の面積は T=∫−31{(−x2+3)−2x} dx=∫−31{4−(x+1)2} dx=[4(x+1)−(x+1)33]−31=323.\displaystyle T=\int_{-3}^{1}\{(-x^2+3)-2x\}\,dx =\int_{-3}^{1}\{4-(x+1)^2\}\,dx =\left[4(x+1)-\frac{(x+1)^3}{3}\right]_{-3}^{1} =\frac{32}{3}. 次に y=2x+ty=2x+t と RR の交点の xx 座標は −x2+3=2x+tすなわち(x+1)2=4−t-x^2+3=2x+t\quad\text{すなわち}\quad (x+1)^2=4-t より x=−1±4−t.x=-1\pm\sqrt{4-t}. 2点で相異なる交点をもつ条件と t>0t>0 から 0<t<40<t<4 である。s=4−ts=\sqrt{4-t} とおけば 0<s<2, t=4−s20<s<2,\ t=4-s^2。平行な直線 y=2xy=2x と y=2x+ty=2x+t 上の2線分が台形の底辺であり、その長さはそれぞれ AB=45,CD=2s5.AB=4\sqrt5,\qquad CD=2s\sqrt5. 2直線の標準形は 2x−y=0, 2x−y+t=02x-y=0,\ 2x-y+t=0 で、その距離は t/22+(−1)2=t/5t/\sqrt{2^2+(-1)^2}=t/\sqrt5 だから S(t)=AB+CD2⋅t5=t(2+s)=(4−s2)(2+s).\displaystyle S(t)=\frac{AB+CD}{2}\cdot\frac{t}{\sqrt5} =t(2+s)= (4-s^2)(2+s). 従って f(t)=S(t)T=332(4−s2)(2+s),0<s<2.\displaystyle f(t)=\frac{S(t)}{T}=\frac{3}{32}(4-s^2)(2+s),\qquad 0<s<2. g(s)=(4−s2)(2+s)g(s)=(4-s^2)(2+s) とおくと g′(s)=4−4s−3s2=−(3s−2)(s+2).g'(s)=4-4s-3s^2=-(3s-2)(s+2). 0<s<20<s<2 では 0<s<2/30<s<2/3 のとき g′(s)>0g'(s)>0、2/3<s<22/3<s<2 のとき g′(s)<0g'(s)<0 なので、最大値は s=2/3s=2/3、すなわち t=4−s2=32/9t=4-s^2=32/9 のときにとる。このとき Smax⁡=(4−49)(2+23)=25627,max⁡f(t)=Smax⁡T=256/2732/3=89.\displaystyle S_{\max}=(4-\tfrac49)(2+\tfrac23)=\frac{256}{27}, \qquad \max f(t)=\frac{S_{\max}}{T} =\frac{256/27}{32/3}=\boxed{\frac89}.

この問題で使う考え方

  • HS_I_QUADRATIC_EQUATION
  • HS_II_PARABOLA_LINE_INTERSECTION
  • HS_III_DEFINITE_INTEGRAL_AREA
  • HS_I_TRAPEZOID_AREA_PARALLEL_LINES
  • HS_III_DIFFERENTIATION_MAXIMUM

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。