本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

名古屋大学/2007年度

名古屋大学 2007年 数学 第4a,4b4の選択肢問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

名古屋大学2007年度第4a,4b4の選択肢問

問題4は選択問題である。つぎの4(a)または別紙の4(b)のいずれか一方を選んで解答せよ。 4(a) 原点 O(0,0) を中心とする半径1の円に、円外の点 P(x_0,y_0) から2本の接線を引く。

(1) 2つの接点の中点を Q とするとき、点 Q の座標 (x_1,y_1) を点 P の座標 (x_0,y_0) を用いて表せ。また OP・OQ=1 であることを示せ。

(2) 点 P が直線 x+y=2 上を動くとき、点 Q の軌跡を求めよ。 【6頁】問題4は選択問題である。つぎの4(b)または別紙の4(a)のいずれか一方を選んで解答せよ。 4(b) 袋の中に赤と黄と青の玉が1個ずつ入っている。「この袋から玉を1個取り出して戻し、出た玉と同じ色の玉を袋の中に1個追加する」という操作をN回繰り返した後、赤の玉が袋の中にm個ある確率を p_N(m) とする。

(1) 連比 p_3(1):p_3(2):p_3(3):p_3(4) を求めよ。

(2) 一般のNに対し p_N(m) (1≦m≦N+1) を求めよ。 注意事項(1頁):問題④は選択問題であり、(a),(b)の2題からなるが、いずれかの1題だけを解答するものとする。④の答案として1題だけを提出する。他方の答案紙は、大きく斜線を引いたうえで、最後に提出する。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (x1,y1)=(x0x02+y02,y0x02+y02),OP⋅OQ=1,(x1−14)2+(y1−14)2=18, Q≠O.\displaystyle (x_1,y_1)=\left(\frac{x_0}{x_0^2+y_0^2},\frac{y_0}{x_0^2+y_0^2}\right),\quad OP\cdot OQ=1,\quad \left(x_1-\frac14\right)^2+\left(y_1-\frac14\right)^2=\frac18,\space{}Q\ne O.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

接点を T=(u,v)T=(u,v) とすると、∣T∣2=1|T|^2=1 かつ接線と半径は垂直だから (P−T)⋅T=0(P-T)\cdot T=0。よって x0u+y0v=1x_0u+y_0v=1 であり、2接点を結ぶ弦は x0x+y0y=1x_0x+y_0y=1 上にある。その中点 Q への半径 OQ は弦に垂直なので Q=λ(x0,y0)Q=\lambda(x_0,y_0)。 s=x02+y02>1s=x_0^2+y_0^2>1 とおくと x0x1+y0y1=1x_0x_1+y_0y_1=1 より λ=1s\displaystyle \lambda=\frac1s。∴(x1,y1)=(x0x02+y02,y0x02+y02)\displaystyle \therefore\quad (x_1,y_1)=\left(\frac{x_0}{x_0^2+y_0^2},\frac{y_0}{x_0^2+y_0^2}\right)。  OP=s,OQ=1s\displaystyle OP=\sqrt{s},\quad OQ=\frac1{\sqrt{s}} だから OP⋅OQ=1OP\cdot OQ=1。(2) P=(t,2−t)P=(t,2-t) とおくと s=t2+(2−t)2s=t^2+(2-t)^2 で、(x1,y1)=(ts,2−ts)\displaystyle (x_1,y_1)=\left(\frac{t}{s},\frac{2-t}{s}\right)。したがって x1+y1=2s=2(x12+y12)\displaystyle x_1+y_1=\frac2s=2(x_1^2+y_1^2)。ゆえに軌跡は x12+y12=x1+y12\displaystyle x_1^2+y_1^2=\frac{x_1+y_1}{2}、すなわち(x1−14)2+(y1−14)2=18\displaystyle \left(x_1-\frac14\right)^2+\left(y_1-\frac14\right)^2=\frac18 を満たす円周である。t は有限実数なので Q≠OQ\ne O。逆にこの円周上の Q≠\ne O に対して P=Q∣Q∣2\displaystyle P=\frac{Q}{|Q|^2} とおけば x0+y0=2x_0+y_0=2 となる。よって原点を除く円周全体。

この問題で使う考え方

  • 接点の半径と接線の垂直条件から接触弦の方程式を作り、弦の中点への半径の垂直性を使う。得られる反転を直線へ適用し、円の方程式を平方完成する。

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。