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日本大学/2025年度/全学統一(N1)

日本大学 2025年 数学 第VI問解答・解説

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1問題

日本大学2025年度第VI問

関数 f(x)=(log⁡x)2f(x)=(\log x)^{2} がある。OO を原点とする座標平面上において、OO から曲線 y=f(x)y=f(x) に引いた接線のうち傾きが正のものを ℓ\ell とし、曲線 y=f(x)y=f(x) と直線 ℓ\ell の接点を PP とする。また、曲線 y=f(x)y=f(x) の x≧1x\geq1 の部分と、線分 OPOP および xx 軸で囲まれた図形を DD とする。ただし、log⁡\log は自然対数とし、ee はその底とする。

(1) 点 PP の座標は (e46,47)(e^{\boxed{46}},\boxed{47}) である。

(2) DD の面積は 48\boxed{48} であり、DD を yy 軸のまわりに1回転してできる立体の体積は (4950e51+5253)π\displaystyle \left(\frac{\boxed{49}}{\boxed{50}}e^{\boxed{51}}+\frac{\boxed{52}}{\boxed{53}}\right)\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

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  • (1) P=(e2,4),(1)\space{}P=(e^2,4),
    (2) 面積=2,V=(e46+12)π\displaystyle =2,\quad V=\left(\frac{e^4}{6}+\frac12\right)\pi

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第6問

(1) u>0u>0での接線の傾きはf′(u)=2ln⁡u/uf'(u)=2\ln u/uである。接線の方程式は y=(ln⁡u)2+2ln⁡uu(x−u).\displaystyle y=(\ln u)^2+\frac{2\ln u}{u}(x-u). この直線が原点を通る条件は 0=(ln⁡u)2−2ln⁡u=ln⁡u(ln⁡u−2).0=(\ln u)^2-2\ln u=\ln u(\ln u-2). 解はu=1,e2u=1,e^2だが、傾きが正という条件からu>1u>1でなければならず、u=e2u=e^2に定まる。従って P=(e2,f(e2))=(e2,4).P=(e^2,f(e^2))=(e^2,4).

(2) 面積 線分OPOPの方程式はy=4x/e2y=4x/e^2。曲線がこの線分より下にあることを確認する。s=ln⁡xs=\ln xとおくと、1≦x≦e21\le x\le e^2では0≦s≦20\le s\le2であり、 dds(s2e2−s)=s(2−s)e2−s≧0.\displaystyle \frac{d}{ds}(s^2e^{2-s})=s(2-s)e^{2-s}\ge0. 従ってs2e2−s≦4s^2e^{2-s}\le4、すなわち(ln⁡x)2≦4x/e2(\ln x)^2\le4x/e^2である。よって面積は線分の下の面積から曲線の下の面積を引いて 面積(D)=∫0e24xe2 dx−∫1e2(ln⁡x)2 dx=2e2−[x{(ln⁡x)2−2ln⁡x+2}]1e2=2e2−(2e2−2)=2.\displaystyle \begin{aligned} \text{面積}(D) &=\int_0^{e^2}\frac{4x}{e^2}\,dx-\int_1^{e^2}(\ln x)^2\,dx\\ &=2e^2-\left[x\{(\ln x)^2-2\ln x+2\}\right]_1^{e^2}\\ &=2e^2-(2e^2-2)=2. \end{aligned}

体積 高さyyで水平に切ると、0≦y≦40\le y\le4における図形のxx座標は e2y4≦x≦ey.\displaystyle \frac{e^2y}{4}\le x\le e^{\sqrt y}. 実際、左端は直線OPOP上、右端は曲線y=(ln⁡x)2y=(\ln x)^2上である(x≧1x\ge1ではln⁡x≧0\ln x\ge0)。回転軸はyy軸なので、この断面は内半径e2y/4e^2y/4、外半径eye^{\sqrt y}の円環である。円環の面積を積分すると V=π∫04(e2y−(e2y4)2)dy=π([e2v(v−12)]v=02−e416[y33]04)(v=y)=π(32e4+12−43e4)=(e46+12)π.\displaystyle \begin{aligned} V &=\pi\int_0^4\left(e^{2\sqrt y}-\left(\frac{e^2y}{4}\right)^2\right)dy\\ &=\pi\left(\left[e^{2v}\left(v-\frac12\right)\right]_{v=0}^{2}-\frac{e^4}{16}\left[\frac{y^3}{3}\right]_0^4\right)\quad(v=\sqrt y)\\ &=\pi\left(\frac32e^4+\frac12-\frac43e^4\right) =\left(\frac{e^4}{6}+\frac12\right)\pi. \end{aligned} 面積(D)=2,V=(e46+12)π\displaystyle \boxed{\text{面積}(D)=2,\qquad V=\left(\frac{e^4}{6}+\frac12\right)\pi} 検算:接点ではf(e2)=4f(e^2)=4、e2f′(e2)=4e^2f'(e^2)=4なので、接線の切片f(u)−uf′(u)f(u)-u f'(u)は0となる。傾き4/e24/e^2は正。体積の積分結果e4/6+1/2e^4/6+1/2も正である。

この問題で使う考え方

  • 指数・対数関数の微分
  • 合成関数の微分
  • 曲線の接線
  • 積の微分
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 曲線で囲まれた面積
  • 定積分による体積
  • 置換積分法

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