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日本大学/2025年度/全学統一(N1)

日本大学 2025年 数学 第I問解答・解説

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1問題

日本大学2025年度第I問

(1) ∅\varnothing は空集合を表すものとする。集合 A,BA,B が A={x∣−x−5≦−3x+1<3−x},A∩B=∅,A∪B={x∣x2−7x−8<0}A=\{x\mid -x-5\leq -3x+1<3-x\},\quad A\cap B=\varnothing,\quad A\cup B=\{x\mid x^{2}-7x-8<0\} を満たすとき、B={x∣1<x<2}B=\{x\mid \boxed{1}<x<\boxed{2}\} である。   (2) 関数 f(x)=x2−2ax+a+1f(x)=x^{2}-2ax+a+1 の最小値を mm とする。aa がすべての実数値をとって変化するとき、mm の最大値は 34\displaystyle \dfrac{\boxed{3}}{\boxed{4}} である。   (3) 303030^{30} は 56\boxed{5}\boxed{6} 桁の整数である。ただし、log⁡103=0.4771\log_{10}3=0.4771 とする。   (4) ii を虚数単位とする。 (3+3i)21+i=78(cos⁡91011π+isin⁡91011π)\displaystyle \frac{(\sqrt{3}+3i)^{2}}{1+i}=\boxed{7}\sqrt{\boxed{8}}\left(\cos\frac{\boxed{9}}{\boxed{10}\boxed{11}}\pi+i\sin\frac{\boxed{9}}{\boxed{10}\boxed{11}}\pi\right) である。   (5) 0<α<π, 0<β<π, tan⁡α=37, tan⁡β=25\displaystyle 0<\alpha<\pi,\ 0<\beta<\pi,\ \tan\alpha=\dfrac{3}{7},\ \tan\beta=\dfrac{2}{5} のとき、α+β=1213π\displaystyle \alpha+\beta=\dfrac{\boxed{12}}{\boxed{13}}\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) (3,8),
    (2) 54,\displaystyle (2)\space{}\frac54,
    (3) 45,
    (4) (6,2,5,1,2),
    (5) 14\displaystyle (5)\space{}\frac14

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第1問 (1) 左側の不等式は −x−5≦−3x+1すなわちx≦3,-x-5\le-3x+1\quad\text{すなわち}\quad x\le3, 右側は −3x+1<3−xすなわちx>−1.-3x+1<3-x\quad\text{すなわち}\quad x>-1. よってA={x∣−1<x≦3}A=\{x\mid -1<x\le3\}。また x2−7x−8=(x+1)(x−8)x^2-7x-8=(x+1)(x-8) なのでA∪B={x∣−1<x<8}A\cup B=\{x\mid -1<x<8\}である。A∩B=∅A\cap B=\varnothingより、BBは{x∣−1<x<8}\{x\mid -1<x<8\}からAAを除いた部分、すなわちB={x∣3<x<8}B=\{x\mid 3<x<8\}。従って(1)の空欄は3,83,8。

(2) 平方完成すると f(x)=(x−a)2−a2+a+1f(x)=(x-a)^2-a^2+a+1 なので、xxに関する最小値はm=−a2+a+1m=-a^2+a+1。さらに m=−(a−12)2+54\displaystyle m=-\left(a-\frac12\right)^2+\frac54 より、a=1/2a=1/2のとき最大値5/45/4をとる。

(3) log⁡10(3030)=30log⁡1030=30(1+log⁡103)=30(1.4771)=44.313.\log_{10}(30^{30})=30\log_{10}30 =30(1+\log_{10}3)=30(1.4771)=44.313. 従って1044<3030<104510^{44}<30^{30}<10^{45}であり、桁数は44+1=4544+1=45桁。

(4) z=3+3iz=\sqrt3+3iの絶対値は232\sqrt3、偏角はπ/3\pi/3。したがってz2z^2の絶対値は1212、偏角は2π/32\pi/3である。一方、1+i1+iの絶対値と偏角はそれぞれ2,π/4\sqrt2,\pi/4だから (3+3i)21+i=62(cos⁡(2π3−π4)+isin⁡(2π3−π4))=62(cos⁡5π12+isin⁡5π12).\displaystyle \frac{(\sqrt3+3i)^2}{1+i} =6\sqrt2\left(\cos\left(\frac{2\pi}{3}-\frac\pi4\right) +i\sin\left(\frac{2\pi}{3}-\frac\pi4\right)\right) =6\sqrt2\left(\cos\frac{5\pi}{12}+i\sin\frac{5\pi}{12}\right). よって(4)の空欄は順に6,2,5,1,26,2,5,1,2。

(5) tan⁡α,tan⁡β\tan\alpha,\tan\betaがともに正で0<α,β<π0<\alpha,\beta<\piなので、α,β\alpha,\betaはいずれも第1象限にあり、0<α+β<π0<\alpha+\beta<\pi。加法定理より tan⁡(α+β)=37+251−37⋅25=29/3529/35=1.\displaystyle \tan(\alpha+\beta) =\frac{\frac37+\frac25}{1-\frac37\cdot\frac25} =\frac{29/35}{29/35}=1. 0<α+β<π0<\alpha+\beta<\piの範囲で正接が11となるのはπ/4\pi/4だけなので、α+β=π/4\alpha+\beta=\pi/4。従って最後の空欄は1,41,4。 (1) 3,8;(2) 54;(3) 45;(4) 6,2,5,1,2;(5) 14\displaystyle \boxed{(1)\ 3,8;\quad(2)\ \frac54;\quad(3)\ 45;\quad (4)\ 6,2,5,1,2;\quad(5)\ \frac14} 検算:(1) {x∣−1<x≦3}∪{x∣3<x<8}={x∣−1<x<8}\{x\mid -1<x\le3\}\cup\{x\mid 3<x<8\}=\{x\mid -1<x<8\}で交わりは空。(2) m(1/2)=5/4m(1/2)=5/4。(3) 対数が4444と4545の間。(4) 絶対値は12/2=6212/\sqrt2=6\sqrt2、偏角は5π/125\pi/12。(5) 得た角は範囲内で正接も11。

この問題で使う考え方

  • 一次不等式
  • 集合と包含
  • 二次関数の最大・最小
  • 常用対数
  • 複素数の極形式
  • 三角関数の加法定理

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