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新潟大学/2007年度

新潟大学 2007年 数学 第4問解答・解説

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1問題

新潟大学2007年度第4問

aを正の実数とし,x≧0x\geq0 で定義された関数 f(x)=axe−ax2\displaystyle f(x)=a\sqrt{x}e^{-\frac{ax}{2}} について,次の問いに答えよ。

(1) 0≦x≦10\leq x\leq1 における f(x)f(x) の最大値,最小値を求めよ。

(2) 曲線 y=f(x)y=f(x) とx軸および直線 x=1x=1 で囲まれた部分を,x軸のまわりに1回転してできる回転体の体積 V(a)V(a) を求めよ。

(3) 0<a1<a20<a_1<a_2 のとき,V(a1)<V(a2)V(a_1)<V(a_2) となることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) min=0; max=ae−a/2ae^{-a/2} (0<a≦10<a\leq1), a/e\sqrt{a/e} (a>1). (2) V(a)=π{1−(a+1)e−a}V(a)=\pi\{1-(a+1)e^{-a}\}. (3) VV is strictly increasing for a>0a>0.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

a>0a>0 とする。x>0x>0 で f′(x)=ae−ax/22x(1−ax).\displaystyle f'(x)=\frac{a e^{-ax/2}}{2\sqrt{x}}(1-ax). 係数部分は正であるため増減は 1−ax1-ax の符号で決まる。0<a≦10<a\le1 なら0≦x≦10\le x\le1 の範囲で増加し、最小値は f(0)=0f(0)=0、最大値は f(1)=ae−a/2f(1)=ae^{-a/2}。a>1a>1 なら x=1/ax=1/a で最大となり f(1/a)=a/ef(1/a)=\sqrt{a/e}、最小値はやはり0\text{最小値はやはり}0。

(2) f(x)≧0f(x)\ge0 だから、回転体の体積は円板法で V(a)=π∫01f(x)2dx=πa2∫01xe−axdx.\displaystyle V(a)=\pi\int_0^1f(x)^2dx=\pi a^2\int_0^1xe^{-ax}dx. 部分積分より ∫01xe−axdx=[1−(a+1)e−a]/a2\displaystyle \int_0^1xe^{-ax}dx=[1-(a+1)e^{-a}]/a^2。従って V(a)=π{1−(a+1)e−a}.V(a)=\pi\{1-(a+1)e^{-a}\}. (3) 微分して V′(a)=πae−a>0 (a>0)V'(a)=\pi a e^{-a}>0\ (a>0)。ゆえに 0<a1<a20<a_1<a_2 ならば V(a1)<V(a2)V(a_1)<V(a_2)。

f(x)=axe−ax/2f(x)=a\sqrt{x}e^{-ax/2}。最大値は0<a≦10<a\leq1でae−a/2ae^{-a/2}、a>1a>1でae\displaystyle \sqrt{\frac ae}、最小値0。回転体の体積V(a)=π{1−(a+1)e−a}V(a)=\pi\{1-(a+1)e^{-a}\}、V′=πae−a>0V^{\prime}=\pi ae^{-a}>0。

この問題で使う考え方

  • 導関数による増減
  • 円板法
  • 部分積分

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