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新潟大学/2026年度

新潟大学 2026年 数学 第5問解答・解説

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1問題

新潟大学2026年度第5問

α=cos(2π/11)+i sin(2π/11)、β=cos(2π/11)−i sin(2π/11) とし、A=α+α^3+α^4+α^5+α^9、B=β+β^3+β^4+β^5+β^9 とおく。ただし、i は虚数単位とする。次の問いに答えよ。

(1) α^11+β^11 と α^2−β^9 の値をそれぞれ求めよ。

(2) A+B の値を求めよ。

(3) AB の値を求めよ。

(4) A−B の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 2, 0; (2) -1; (3) 3; (4) i11i\sqrt{11}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) ド・モアブルの定理より α11=β11=1\alpha^{11}=\beta^{11}=1。また β=α−1\beta=\alpha^{-1} だから β9=α2\beta^9=\alpha^2。答えは順に 2,02,0。 (2) B=α10+α8+α7+α6+α2B=\alpha^{10}+\alpha^8+\alpha^7+\alpha^6+\alpha^2 なので、A+B=∑k=110αk=−1\displaystyle A+B=\sum\limits _{k=1}^{10}\alpha^k=-1。最後は α≠1,α11=1\alpha\ne1,\alpha^{11}=1 と等比数列の和による。 (3) S={1,3,4,5,9}S=\{1,3,4,5,9\} とすると AB=∑a,b∈Sαa−b\displaystyle AB=\sum\limits _{a,b\in S}\alpha^{a-b}。差を11で割った余りは、同じ指数同士の5組が0、残る20組では1から10が各2回となる。具体的に各行の差は aa−b (b≠a)19,8,7,332,10,9,543,1,10,654,2,1,798,6,5,4.\begin{array}{c|c}a&a-b\ (b\ne a)\\\hline1&9,8,7,3\\3&2,10,9,5\\4&3,1,10,6\\5&4,2,1,7\\9&8,6,5,4\end{array}. 従って AB=5+2(−1)=3AB=5+2(-1)=3。 (4) (A−B)2=(A+B)2−4AB=−11(A-B)^2=(A+B)^2-4AB=-11。さらに Im⁡A=sin⁡2π11+sin⁡5π11+sin⁡3π11+sin⁡π11−sin⁡4π11>0.\displaystyle \operatorname{Im}A=\sin\frac{2\pi}{11}+\sin\frac{5\pi}{11}+\sin\frac{3\pi}{11}+\sin\frac\pi{11}-\sin\frac{4\pi}{11}>0. 0<4π/11<5π/11<π/20<4\pi/11<5\pi/11<\pi/2 における正弦の増加と、残りの正の項から最後の不等式が分かる。B=A‾B=\overline A より答えは A−B=i11A-B=i\sqrt{11}。

この問題で使う考え方

  • ド・モアブルの定理
  • 等比数列の和
  • 指数の整理

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