筑波大学/2026年度
筑波大学 2026年 数学 第4問解答・解説
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1問題
iを虚数単位とする。複素数平面の原点Oを中心とする半径1の円をCとする。
(1) C 上の点 , , に対し, とおく。 ただし, は実数である。このとき
が成り立つことを示せ。
(2) 点 w が C 上を動くとき, の最大値と最小値を求め, 最大値と最小値を与える w をそれぞれ求めよ。
(3) 点 z が C 上を動くとき, を最小にする z の個数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 指定の等式が成り立つ。(2) 最大値 ( )、最小値 ( )。(3) 最小値を与える は 個。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
単位円上の複素数は と表せる。以下では はこの表示 の略記として用いる。べき乗にはド・モアブルの定理を用いる。
(1) より であるから
(2) とおく。略記 を使えば なので求める絶対値は 。 より最大値は で のとき、最小値は で 、すなわち のときに達する。
(3) とし、ド・モアブルの定理により とおくと よって 。最小値は で、これは のときに限る。 では各合同式に5解ずつあり、二つの解集合は交わらない。よって最小値を与える は合計 個である。
単位円上の複素数をと表し、はこの表示の略記として用いる。べき乗はド・モアブルの定理で扱う。(1) から。展開すると対角項は3、各の交差項は。(2) とおけば和はで、その絶対値は。よって最大3は、最小0は。(3) とおくと。零点条件は。各条件は一周で5解ずつ、互いに重ならず、合計10個。
この問題で使う考え方
- 共役と絶対値二乗の展開
- 極形式
- ド・モアブルの定理
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