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岡山大学/2006年度/前期

岡山大学 2006年 数学 第1問解答・解説

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1問題

岡山大学2006年度第1問

座標平面において、曲線 CC 上の点 PP における接線に垂直で PP を通る直線を、PP における CC の法線とよぶ。双曲線 C1:y=1x\displaystyle C_1:y=\frac{1}{x} について、次の問いに答えよ。

(1) 点 P(p,1p)\displaystyle P\left(p,\frac{1}{p}\right) における C1C_1 の法線の方程式を求めよ。ただし、p≠0p\ne0 とする。

(2) 点 Q(q,−q)Q(q,-q) を中心とする円 C2C_2 と C1C_1 が、ちょうど2個の共有点をもつとき、円 C2C_2 の半径 rr を qq の式で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) y−1p=p2(x−p)\displaystyle y-\frac1p=p^2(x-p)(同値な形 y=p2x+1p−p3\displaystyle y=p^2x+\frac1p-p^3)。(2) r=q2+2r=\sqrt{q^2+2}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)  C_1 の接線の傾きは y′=−1x2\displaystyle y'=-\frac{1}{x^2} より、点 P で −1p2\displaystyle -\frac{1}{p^2} である。 したがって法線の傾きは p^2 となるから、その方程式は y−1p=p2(x−p).\displaystyle y-\frac{1}{p}=p^2(x-p).

(2)  C_1 上の点を (x,1/x) (x≠\ne0) とし、Q(q,-q) からの距離を d とする。 d2=(x−q)2+(1x+q)2.\displaystyle d^2=(x-q)^2+\left(\frac{1}{x}+q\right)^2. ここで t=x-1x\displaystyle \frac{1}{x} とおくと、 d2=(x−1x)2+2−2q(x−1x)+2q2=(t−q)2+q2+2.\displaystyle d^2=\left(x-\frac{1}{x}\right)^2+2-2q\left(x-\frac{1}{x}\right)+2q^2=(t-q)^2+q^2+2. 任意の実数 t に対し、t=x-1/x は x^2-tx-1=0 と同値である。 この二次方程式の判別式は t^2+4>0、解の積は -1 なので、正負1個ずつの実数解をもつ。 よって各 t は双曲線上の異なる2点に対応する。 円との共有点は d^2=r^2 を満たす点であるから、対応する t は (t−q)2=r2−(q2+2)(t-q)^2=r^2-(q^2+2) を満たす。r^2<q^2+2 なら共有点は0個、r^2=q^2+2 なら t=q の1値に対応する2個、 r^2>q^2+2 なら t が2値となり共有点は4個である。 したがって、ちょうど2個の共有点をもつための半径は r=q2+2.r=\sqrt{q^2+2}.

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 二次方程式の判別式
  • 座標による距離
  • 直線の方程式
  • 商の微分
  • 曲線の接線

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