岡山大学/2007年度/前期
岡山大学 2007年 数学 第1問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
A,B,C の3人のうち2人が,1から13までの数字が書かれた13枚のカードの束から順に1枚ずつカードを引き,大きい数のカードを引いた者を勝者とするルールで代わる代わる対戦する。ただし,最初にAとBが対戦し,その後は,直前の対戦の勝者と休んでいた者が対戦を行う。また,カードを引く順番は最初はAから,その後は直前の対戦の勝者からとする。なお,対戦に先立って毎回カードの束をシャッフルし,引いたカードは対戦後直ちに元の束に戻すものとする。このとき,次の問いに答えよ。
(1) 最初の対戦でAが勝つ確率を求めよ。
(2) 4回目の対戦にAが出場する確率を求めよ。
(3) 5回の対戦を行うとき,Aが3人のなかで一番先に連勝を達成する確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 1/2。 (2) 5/8。 (3) 11/32。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
各対戦では,13枚から異なる2枚が順に引かれる。どちらの対戦者が先に引く場合も,順序つきの組は全部で 通りあり,各人が大きい数を引く組は 通りである。札は毎回戻されるので,過去の結果を条件としても,各対戦者がその対戦に勝つ確率は である。
(1) 最初の対戦でAが勝つ確率は,対称性より 。
(2) 最初にAが勝つ場合,2回目はAとCが対戦する。2回目もAが勝てば,3回目はAとBが対戦し,Aが3回目に勝ったときに限り4回目にも出場する。一方,2回目にAが負ければ,Aは3回目を休み,4回目には必ず出場する。したがって 最初にBが勝つ場合,Aは2回目を休み,3回目に出場する。4回目に出場するのはAが3回目に勝つ場合であるから,その条件付き確率は 。よって
(3) 回目の勝者を とする。直前の対戦の勝者は次の対戦にも出場するため,連勝が初めて生じるのは,ある で となる場合である。各回の勝者は,その時点の2人のどちらにも確率 で決まる。
1回目の勝者を (AまたはB)とする。2回目から先でそれまで連勝がないなら,2回目の勝者はC,3回目の勝者は 以外のA・Bの一方,4回目の勝者は再び となる。したがって,初めて連勝が起こる回ごとに,Aがその連勝を達成する確率は次の通りである。 3回目に初めて連勝が起こるときは,2回目まで連勝がなく2回目の勝者がCなので,連勝するのはCであり,Aではない。上の各事象は初めて連勝が起こる回が異なるため互いに重ならない。よって求める確率は
各対戦の勝者を条件付きで確率1/2ずつとし、対戦者の推移を追う。 (2) は最初の勝者で場合分けし、(3) は初めて同一人物が連続して勝つ回ごとに場合分けする。
この問題で使う考え方
- 対称性
- 条件付き確率
- 全確率の公式
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
