岡山大学/2008年度/前期
岡山大学 2008年 数学 第1問解答・解説
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1問題
を3以上の整数とする。 の3人がそれぞれ1から までの整数を1つ選ぶ。どの数を選ぶ確率も等しく とする。 が選んだ数を順に とするとき、次の問いに答えよ。
(1) 3人のうち、少なくとも1人が を選ぶ確率を求めよ。
(2) と が等しくなる確率を求めよ。
(3) 2人が同じ数、他の1人が異なる数を選ぶ確率を求めよ。
(4) となる確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
問題文の同時分布の条件を確認し、欠けている独立性を指摘する。独立一様選択を追加仮定した場合の4値を、等確率な順序付き三つ組の個数で導く。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- HOLD(3人の選択の独立性が明記されず一意に決まらない)独立一様なら:
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
問題文は各人がそれぞれどの数も確率 で選ぶことを定めているが、3人の選択が互いに独立であるとは明記していない。周辺確率だけでは、3人が選んだ組 の同時分布は決まらない。たとえば、3人が同じ一様な整数 を共有して とする場合も各人の選択確率は一様であり、このとき (1) は 、(2) は 、(3) と (4) は となる。したがって、問題文どおりでは4つの確率に一意の答えがなく、無条件の答えはHOLDとする。
以下では、通常想定される追加条件として、3人が互いに独立に一様選択する場合の値を示す。このとき、全組 は 通りで同様に確からしい。
(1) 3人とも を選ばない場合は、各人に 通りあるので 通りである。余事象を用いて
(2) となる組は、共通の値を 通りから選び、 を 通りから選ぶので 通りである。したがって確率は
(3) 同じ数を選ぶ2人の組を3通りから選び、その共通の数を 通り、残る1人の数をそれと異なる 通りから選ぶ。どの組み合わせも重複しないので、確率は
(4) 相異なる3つの数を選ぶ方法は 通りであり、その各集合について の順序は1通りだけである。よって確率は
この問題で使う考え方
- 組合せ
- 余事象
- 積の法則
- 確率の基本法則
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