岡山大学/2009年度/前期
岡山大学 2009年 数学 第3問解答・解説
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1問題
を実数とし,次の無限級数を考える。
(1) この無限級数が収束するような の範囲を求めよ。
(2) この無限級数が収束するとき,その和として得られる の関数を と書く。また, とおく。このとき, を求めよ。
(3) (2)で求めた極限値を とするとき, は存在するか。理由を付けて答えよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 、、または 。(2) 収束範囲内で 、 または では 。。(3) は存在しない。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおく。 のとき級数の各項は なので収束する。 のときは初項 、公比 の等比級数であるから、収束条件は 、すなわち である。ここで とおくと、 したがって求める範囲は 、、または である。等号となる では、 の項がそれぞれ一定または交互に一定の大きさとなって に近づかず、収束しない。
(2) では級数の和は である。収束範囲内の では等比級数の和より いま とすると、 は を満たし、 は なので (1) の収束範囲に入る。したがって よって 、すなわち である。
(3) が十分 に近いとき、(2) より から近づけると極限は 、 から近づけると極限は である。左右の極限が異なるから、両側極限は存在しない。 なお では級数の項が定義されず、上の収束範囲には含まれない。
この問題で使う考え方
- 等比級数の収束条件
- 零の場合分け
- 左右極限
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