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岡山大学/2018年度/前期

岡山大学 2018年 数学 第3問解答・解説

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1問題

岡山大学2018年度第3問

kk を実数とし,xx についての2次方程式 x2−kx+3k−4=0x^{2}-kx+3k-4=0 を考える。以下の問いに答えよ。

(1) x2−kx+3k−4=0x^{2}-kx+3k-4=0 が虚数解をもつような kk の値の範囲を求めよ。

(2) x2−kx+3k−4=0x^{2}-kx+3k-4=0 が虚数解 α\alpha をもち,α4\alpha^{4} が実数になるような kk の値をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    6−25<k<6+256-2\sqrt5<k<6+2\sqrt5
  • (2)
    k=2,4k=2,4

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 二次方程式の判別式を DD とすると D=k2−4(3k−4)=(k−6)2−20.D=k^2-4(3k-4)=(k-6)^2-20. 虚数解をもつ条件は D<0D<0 なので (k−6)2<20,6−25<k<6+25.(k-6)^2<20,\qquad 6-2\sqrt5<k<6+2\sqrt5.

(2) 非実根を α=a+bi\alpha=a+bi (b≠0b\ne0) とおく。解と係数の関係と判別式から a=k/2a=k/2、b2=−D/4b^2=-D/4。四乗を展開すると Im⁡(α4)=4ab(a2−b2).\operatorname{Im}(\alpha^4)=4ab(a^2-b^2). 従って α4\alpha^4 が実数となる条件は a=0a=0 または a2=b2a^2=b^2。前者なら k=0k=0、このとき D=16>0D=16>0 で虚数解をもたないから除く。後者は a2=b2すなわちk2=−D=−(k2−12k+16),a^2=b^2\quad\text{すなわち}\quad k^2=-D =-(k^2-12k+16), すなわち 2k2−12k+16=02k^2-12k+16=0、(k−2)(k−4)=0(k-2)(k-4)=0。k=2,4k=2,4 ではそれぞれ D=−4,−16<0D=-4,-16<0 で、解は 1±i1\pm i、2±2i2\pm2i。その四乗はそれぞれ −4-4、−64-64 だからどちらも条件を満たす。

(1) は判別式を平方完成し D<0D<0 を解く。(2) は非実根を a+bia+bi と置き、四乗の虚部を因数分解する。a=0a=0 は虚数解条件に反するため a2=b2a^2=b^2 を解き、得た各 kk で判別式と四乗を再確認する。

この問題で使う考え方

  • 判別式
  • 平方完成
  • 複素数の累乗
  • 解と係数の関係
  • 必要条件と十分性の確認

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