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岡山大学/2020年度/(・26) 前期(2/25・26)

岡山大学 2020年 数学 第1問解答・解説

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1問題

岡山大学2020年度第1問

xxとyyをそれぞれ自然数とする。袋AAには白玉2個,赤玉3個,袋BBには白玉xx個,赤玉yy個が入っている。袋AAから1個の玉を取り出して袋BBに入れ,よくかき混ぜて袋BBから1個の玉を取り出して袋AAに入れる。このとき袋AAの白玉の個数がはじめと変わらない確率をppとおく。以下の問いに答えよ。

(1) x=10, y=23x=10,\ y=23のときppを求めよ。

(2) (1)で求めたppを与えるx,yx,yの組で,1≦x≦1000, 1≦y≦10001\leq x\leq1000,\ 1\leq y\leq1000となるものが何組あるかを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) p=4785\displaystyle \quad p=\frac{47}{85}\quad . (2) 77\quad 77\quad 組。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

袋Aの白玉数が変わらないのは、最初に袋Aから取り出した玉と同じ色の玉が袋Bから戻る場合に限る。

(1) 最初に白玉を移す確率は 25\displaystyle \frac25 で、その後に袋Bから白玉を戻す確率は x+1x+y+1\displaystyle \frac{x+1}{x+y+1} である。最初に赤玉を移す確率は 35\displaystyle \frac35 で、その後に赤玉を戻す確率は y+1x+y+1\displaystyle \frac{y+1}{x+y+1} である。よって p=25⋅x+1x+y+1+35⋅y+1x+y+1=2x+3y+55(x+y+1).\displaystyle p=\frac25\cdot\frac{x+1}{x+y+1}+\frac35\cdot\frac{y+1}{x+y+1} =\frac{2x+3y+5}{5(x+y+1)}. x=10, y=23x=10,\ y=23 を代入すると p=20+69+55⋅34=94170=4785.\displaystyle p=\frac{20+69+5}{5\cdot34}=\frac{94}{170}=\frac{47}{85}.

(2) x,yx,y は正の整数なので、上の分母は正である。条件 p=4785\displaystyle p=\frac{47}{85} は 17(2x+3y+5)=47(x+y+1),13x−4y=3817(2x+3y+5)=47(x+y+1),\qquad 13x-4y=38 と同値である。後式を 44 を法として見ると x≡2(mod4)x\equiv2\pmod4 だから、x=4k+2x=4k+2 とおける。これを代入して y=13k−3y=13k-3 を得る。

1≦x≦10001\le x\le1000 から 0≦k≦2490\le k\le249、1≦y≦10001\le y\le1000 から 1≦k≦771\le k\le77 となる。従って共通範囲は k=1,2,…,77k=1,2,\ldots,77 であり、各 kk は相異なる組 (x,y)=(4k+2,13k−3)(x,y)=(4k+2,13k-3) をちょうど1つ与える。よって 7777 組である。

この問題で使う考え方

  • 条件付き確率
  • 確率の基本法則
  • 約数・倍数

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