本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

大阪医科薬科大学/2019年度/一般(前期)

大阪医科薬科大学 2019年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

大阪医科薬科大学2019年度第3問

さいころを4回投げて出た目をそれぞれ Z1,Z1′,Z2,Z2′Z_1,Z_1',Z_2,Z_2' とし、Xi  (i=1,2)X_i\;(i=1,2) を次のように定義する。Xi={Zi(Zi≧4のとき),Zi+Zi′(Zi≦3,  Zi+Zi′≦6のとき),6(Zi≦3,  Zi+Zi′>6のとき).X_i=\begin{cases}Z_i &(Z_i\ge4\text{のとき}),\\ Z_i+Z_i' &(Z_i\le3,\;Z_i+Z_i'\le6\text{のとき}),\\ 6 &(Z_i\le3,\;Z_i+Z_i'>6\text{のとき}).\end{cases} (1) X1X_1 がとりうる値とそれぞれの確率を求めよ。

(2) Z1=1Z_1=1 のとき、X1+X2=6X_1+X_2=6 である条件付き確率を求めよ。

(3) X1+X2=6X_1+X_2=6 のとき、Z1=1Z_1=1 である条件付き確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)P(X1=2,3,4,5,6)=136(1,2,9,9,15).\displaystyle \quad P(X_1=2,3,4,5,6)=\frac1{36}(1,2,9,9,15).\qquad (2) 118.\displaystyle \space{}\frac1{18}.\qquad (3) 611.\displaystyle \space{}\frac6{11}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

各さいころの出目は独立で、全36通りが同様に確からしい。

(1) Z1=1,2,3Z_1=1,2,3 のときは定義により X1=min⁡(Z1+Z1′,6)\displaystyle X_1=\min(Z_1+Z_1',6)、また Z1=4,5,6Z_1=4,5,6 のときは X1=Z1X_1=Z_1 である。各 Z1Z_1 に対して、値 x=2,3,4,5,6x=2,3,4,5,6 をとる Z1′Z_1' の個数は次の通り。 x=2x=3x=4x=5x=6計Z1=1111126Z1=2011136Z1=3001146Z1=4006006Z1=5000606Z1=6000066度数12991536\begin{array}{c|ccccc|c} &x=2&x=3&x=4&x=5&x=6&\text{計}\\ \hline Z_1=1&1&1&1&1&2&6\\ Z_1=2&0&1&1&1&3&6\\ Z_1=3&0&0&1&1&4&6\\ Z_1=4&0&0&6&0&0&6\\ Z_1=5&0&0&0&6&0&6\\ Z_1=6&0&0&0&0&6&6\\ \hline \text{度数}&1&2&9&9&15&36 \end{array} 従って、この度数を36で割った確率は順に 1/36,1/18,1/4,1/4,5/121/36,1/18,1/4,1/4,5/12。

(2) Z1=1Z_1=1 のとき、Z1′=1,2,3,4,5,6Z_1'=1,2,3,4,5,6 に対して X1=2,3,4,5,6,6X_1=2,3,4,5,6,6 となる。X1+X2=6X_1+X_2=6 が可能なのは、順に X1=2,3,4X_1=2,3,4 の場合だけだから、X2=4,3,2X_2=4,3,2 を要する。X2X_2 は Z1,Z1′Z_1,Z_1' と独立なので、(1)より P(X1+X2=6∣Z1=1)=16(936+236+136)=118.\displaystyle P(X_1+X_2=6\mid Z_1=1) =\frac16\left(\frac9{36}+\frac2{36}+\frac1{36}\right) =\frac1{18}.

(3) X1,X2X_1,X_2 は独立同分布なので P(X1+X2=6)=2136936+(236)2=221296.\displaystyle P(X_1+X_2=6)=2\frac1{36}\frac9{36}+\left(\frac2{36}\right)^2 =\frac{22}{1296}. また (2) から P(Z1=1, X1+X2=6)=P(Z1=1)P(X1+X2=6∣Z1=1)=16⋅118=121296.\displaystyle P(Z_1=1,\ X_1+X_2=6)=P(Z_1=1)P(X_1+X_2=6\mid Z_1=1) =\frac16\cdot\frac1{18}=\frac{12}{1296}. 従って求める条件付き確率は P(Z1=1∣X1+X2=6)=12/129622/1296=611.\displaystyle P(Z_1=1\mid X_1+X_2=6)=\frac{12/1296}{22/1296}=\frac6{11}.

この問題で使う考え方

  • 確率の基本法則
  • 確率変数と確率分布
  • 独立な試行
  • 条件付き確率

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。