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大阪大学/2015年度/前期

大阪大学 2015年 数学 第2問解答・解説

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1問題

大阪大学2015年度第2問

実数 x,yx,y が ∣x∣≦1|x|\leq 1 と ∣y∣≦1|y|\leq 1 を満たすとき,不等式 0≦x2+y2−2x2y2+2xy1−x21−y2≦10\leq x^2+y^2-2x^2y^2+2xy\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2}\leq 1 が成り立つことを示せ。

(配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

与式そのものと1から与式を引いたものをそれぞれ平方に因数分解し、両側の評価を示す。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 0≦x2+y2−2x2y2+2xy1−x21−y2≦10\le x^2+y^2-2x^2y^2+2xy\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2}\le 1

4解答

解答を見る途中式つきの解答

A=x2+y2−2x2y2+2xy1−x21−y2A=x^2+y^2-2x^2y^2+2xy\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2} とおく。∣x∣≦1, ∣y∣≦1|x|\le 1,\ |y|\le 1より、1−x2,1−y2\sqrt{1-x^2},\sqrt{1-y^2}はともに実数である。したがって、 A=x2(1−y2)+y2(1−x2)+2xy1−x21−y2=(x1−y2+y1−x2)2≧0.\begin{aligned} A&=x^2(1-y^2)+y^2(1-x^2)+2xy\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2}\\ &=\left(x\sqrt{1-y^2}+y\sqrt{1-x^2}\right)^2\ge 0. \end{aligned} また、 1−A=1−x2−y2+2x2y2−2xy1−x21−y2=(1−x21−y2−xy)2≧0.\begin{aligned} 1-A&=1-x^2-y^2+2x^2y^2-2xy\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2}\\ &=\left(\sqrt{1-x^2}\sqrt{1-y^2}-xy\right)^2\ge 0. \end{aligned} よって、A≦1A\le 1である。以上から、0≦A≦10\le A\le 1が成り立つ。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 等式・不等式の証明

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