本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

琉球大学/2010年度/前期

琉球大学 2010年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

琉球大学2010年度第3問

点(a,b)(a,b)を通り曲線y=x3−xy=x^{3}-xに接するような異なる3本の直線が存在するための実数a,ba,bが満たすべき必要十分条件を求め,それを満たす点(a,b)(a,b)の存在する領域を図示せよ。(50点)  (解答は次のページの解答欄に記入すること)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 必要十分条件は a>0a>0 のとき −a<b<a3−a-a<b<a^3-a、a<0a<0 のとき a3−a<b<−aa^3-a<b<-a。a=0a=0では存在しない。領域は曲線 b=a3−ab=a^3-a と直線 b=−ab=-a の間の2つの開領域。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

接点の横座標をttとすると接線は y=(3t2−1)x−2t3y=(3t^2-1)x-2t^3。点(a,b)(a,b)を通る条件は F(t)=2t3−3at2+a+b=0F(t)=2t^3-3at^2+a+b=0。F′(t)=6t(t−a)\quad F'(t)=6t(t-a)。

a>0a>0 のとき極大値 F(0)=a+bF(0)=a+b, 極小値 F(a)=a+b−a3F(a)=a+b-a^3。よって3実根の条件は −a<b<a3−a-a<b<a^3-a。

a<0a<0 のとき極大値 F(a)=a+b−a3F(a)=a+b-a^3, 極小値 F(0)=a+bF(0)=a+b。よって a3−a<b<−aa^3-a<b<-a。

a=0a=0 では F(t)=2t3+bF(t)=2t^3+b は単調増加で実根は1個。領域は b=a3−ab=a^3-a と b=−ab=-a の間(境界を除く)。

接点のxx座標をttとすると、接線はy=(3t2−1)x−2t3y=(3t^2-1)x-2t^3。これが(a,b)(a,b)を通る条件はF(t)=2t3−3at2+a+b=0F(t)=2t^3-3at^2+a+b=0である。F′(t)=6t(t−a)F'(t)=6t(t-a)。 a>0a>0ならFFは(−∞,0)(-\infty,0)で増加、(0,a)(0,a)で減少、(a,∞)(a,\infty)で増加し、極大値F(0)=a+bF(0)=a+b、極小値F(a)=a+b−a3F(a)=a+b-a^3をもつ。3つの異なる実根をもつ条件はa+b>0a+b>0かつa+b−a3<0a+b-a^3<0、すなわち−a<b<a3−a-a<b<a^3-a。 a<0a<0では極大点がt=at=a、極小点がt=0t=0なので、F(a)=a+b−a3>0F(a)=a+b-a^3>0かつF(0)=a+b<0F(0)=a+b<0、すなわちa3−a<b<−aa^3-a<b<-a。a=0a=0ならF(t)=2t3+bF(t)=2t^3+bは単調増加で実根は1個だけ。 異なる接点が同じ接線を与えないことも確認する。接線の傾き・切片は(3t2−1,−2t3)(3t^2-1,-2t^3)であり、両方が一致するならt2=s2t^2=s^2かつt3=s3t^3=s^3なのでt=st=s。したがって上の条件は相異なる3接線の条件そのものである。境界では重根が生じるため含まれない。

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式
  • 導関数による極値
  • 三次方程式の実根判定

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。