琉球大学/2018年度/前期
琉球大学 2018年 数学 第4問解答・解説
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1問題
2つの箱 があり,どちらの箱にも赤玉と白玉が1個ずつ入っている。それぞれの箱から,無作為に玉を1個取り出し,取り出した玉を交換して箱に戻す操作を繰り返す。 回の操作の後,箱 のどちらにも赤玉,白玉が1個ずつ入っている確率を とする。次の問いに答えよ。(50点)
問1 を求めよ。
問2 を用いて を表せ。
問3 自然数 に対して, を求めよ。
(解答は次のページの解答欄に記入すること。)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- 問2
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- 問3
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
初めは各箱に赤玉と白玉が1個ずつ入っている。1回の操作で取り出す玉の色の組は、赤・赤、赤・白、白・赤、白・白の4通りが同様に確からしい。
(問1) 1回目に同じ色の玉を取り出すと、交換後も各箱に赤玉と白玉が1個ずつ入っている。異なる色の玉を取り出すと、一方の箱が赤玉2個、他方が白玉2個となる。したがって、
2回目の後に各箱が赤玉と白玉を1個ずつ含むのは、1回目の後も両箱が混合状態であり、2回目に同じ色を取り出す場合、または1回目の後に一方が赤玉2個、他方が白玉2個となり、2回目に必ず混合状態に戻る場合である。よって
(問2) n回目の操作後に両箱が混合状態である確率はである。その状態から次も混合状態である確率はである。一方、混合状態でないときは一方の箱に赤玉2個、他方に白玉2個が入っており、次の操作で必ず両箱が混合状態になる。したがって、
(問3) この漸化式の定数解はである。そこでとおくと、まただから、ゆえに
この式にを代入するとそれぞれとなり、問1の値と一致する。また、この式はを満たすので、漸化式の解として確かめられる。
この問題で使う考え方
- 場合分け
- 全確率の考え方
- 一次漸化式の定数解への平行移動
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