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琉球大学/2020年度/前期

琉球大学 2020年 数学 第4問解答・解説

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1問題

琉球大学2020年度第4問

1から7までの数を1つずつ書いた7個の玉が,袋の中に入っている。袋から玉を1個取り出し,書かれている数を記録して袋に戻す。この試行を nn 回繰り返して得られる nn 個の数の和が4の倍数となる確率を pnp_{n} とする。ただし,nn は正の整数とする。このとき,次の問いに答えよ。(50点)

問1 p1p_{1} と p2p_{2} を求めよ。

問2 pn+1p_{n+1} を pnp_{n} の式で表せ。

問3 pnp_{n} を求めよ。

(解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    p1=17,p2=1349\displaystyle p_1=\frac17,\quad p_2=\frac{13}{49}
  • 問2
    pn+1=(2−pn)/7p_{n+1}=(2−p_n)/7
  • 問3
    pn=1/4−(3/28)(−1/7)n−1p_n=1/4−(3/28)(−1/7)^{n−1}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

出る数を4で割った余りが0となる数は4の1個、各非零剰余1,2,3となる数はそれぞれ2個である。従って p1=17.\displaystyle p_1=\frac17. 2回の和が4の倍数となる剰余の組は (0,0),(1,3),(2,2),(3,1)(0,0),(1,3),(2,2),(3,1)。出目の組数は 1+4+4+4=131+4+4+4=13 より p2=1349.\displaystyle p_2=\frac{13}{49}. n回後の和が0剰余である確率を pnp_n とする。次の1回が余り0である確率は 1/71/7。現在の和が1,2,3のいずれかなら、それを0にする数は各2個なので、全体の寄与は 2(1−pn)/72(1-p_n)/7。よって pn+1=pn7+2(1−pn)7=2−pn7.\displaystyle p_{n+1}=\frac{p_n}{7}+\frac{2(1-p_n)}7=\frac{2-p_n}{7}. この漸化式の不動値は 1/41/4 であり、 pn+1−14=−17(pn−14),p1−14=−328.\displaystyle p_{n+1}-\frac14=-\frac17\left(p_n-\frac14\right),\qquad p_1-\frac14=-\frac3{28}. 従って pn=14−328(−17)n−1.\displaystyle p_n=\frac14-\frac3{28}\left(-\frac17\right)^{n-1}.

余り0の出目は{4}\{4\}、他の余りは各2個。p2p_2は有利な13/4913/49。遷移式はpnp_nのほかの剰余の合計1−pn1-p_nだけに依存するため剰余間の対称性を仮定せず成立。

この問題で使う考え方

  • 余りによる場合分け
  • 全確率の分解
  • 一次漸化式の解法

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