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札幌医科大学/2015年度/前期

札幌医科大学 2015年 数学 第3問解答・解説

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1問題

札幌医科大学2015年度第3問

三角形 ABCABC の重心を GG,内心を II とし,BC=a, CA=b, AB=cBC=a,\ CA=b,\ AB=c とする。また直線 AIAI が辺 BCBC と交わる点を DD とする。

(1) 線分 BDBD の長さを a,b,ca,b,c を用いて表せ。

(2) 比 AI:IDAI:ID を a,b,ca,b,c を用いて表せ。

今後,a+b+c=1a+b+c=1 とし,三角形 BGCBGC の面積を SS,三角形 BICBIC の面積を TT とおく。

(3) TS\displaystyle \dfrac{T}{S} を aa を用いて表せ。

(4) b<a<cb<a<c とするとき,TS\displaystyle \dfrac{T}{S} のとりうる値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) BD=acb+c\displaystyle \quad BD=\frac{ac}{b+c}\quad 。 (2) AI:ID=(b+c):a\quad AI:ID=(b+c):a\quad 。 (3) T/S=3a\quad T/S=3a\quad 。 (4) 34<T/S<32\displaystyle \quad \frac34<T/S<\frac32\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 角の二等分線の定理より BD:DC=c:bBD:DC=c:b、かつ BD+DC=aBD+DC=a だから BD=ac/(b+c)BD=ac/(b+c)。 (2) 三角形の面積を KK、AからBCへの高さをh、内接円半径をr、周長をpとすると K=ah/2=pr/2K=ah/2=pr/2 より r/h=a/pr/h=a/p。AからBCまでの距離はh、IからBCまでの距離はrであり、AI:ID=(p−a):a=(b+c):aAI:ID=(p-a):a=(b+c):a。 (3) 重心GのBCへの距離は h/3h/3 なので S=ah/6S=ah/6、T=ar/2T=ar/2。したがって T/S=3r/h=3a/(a+b+c)=3aT/S=3r/h=3a/(a+b+c)=3a。 (4) 三角形条件 a<b+ca<b+c と c<a+bc<a+b、および b<a<cb<a<c、周長1から a<1/2a<1/2 かつ 1/2<a+b<2a1/2<a+b<2a、ゆえに 1/4<a<1/21/4<a<1/2。逆にこの開区間のaに対して 1/2−a<b<min⁡(a,1−2a)\displaystyle 1/2-a<b<\min(a,1-2a) を選び c=1−a−bc=1-a-b とすれば全条件を満たせる。したがって T/S=3aT/S=3a の値域は 3/4<T/S<3/23/4<T/S<3/2。

この問題で使う考え方

  • 角の二等分線定理
  • 面積比と高さ
  • 実現可能性の区間構成

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