鹿児島大学/2014年度/前期
鹿児島大学 2014年 数学 第1問解答・解説
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1問題
次の各問いに答えよ。
(1) 三角形 において辺 上に点 を,辺 上に点 をとり,線分 と線分 の交点を とする。点 が同一円周上にあり,さらに角のあいだに という関係が成り立つとき, の値を求めよ。
(2) 4個のさいころを同時に投げるとき,3の倍数の目のみが出る確率を求めよ。
(3) 正の実数 に関する次の各命題の真偽を述べよ。また,真ならば証明し,偽ならば反例をあげよ。
(a) が無理数かつ が有理数ならば,その和 は無理数である。
(b) が無理数かつ が無理数ならば,その和 は無理数である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(3)(a) 真
(3)(b) 偽(例:)数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) , とおく。条件より , である。三角形 の内角の和から また、 は と同一直線上にあるので であり、三角形 の内角の和から は線分 , 上にあるため , である。四角形 は円に内接するから、対角の和は となり、 これと を合わせると より , 。検算すると であり、 と の和も となる。
(2) さいころ1個で3の倍数の目が出るのは の2通りなので、その確率は である。4個のさいころの出方は独立だから、求める確率は
(3)(a) 真である。 が有理数であると仮定すると、有理数の差は有理数なので も有理数となる。これは が無理数であることに反する。したがって は無理数である。
(3)(b) 偽である。, とする。 より はともに正である。また、 が有理数なら も有理数となって矛盾するから、 は無理数である。しかし は有理数である。
この問題で使う考え方
- 円に内接する四角形
- 三角形の性質
- 確率の基本法則
- 独立な試行
- 実数と無理数
- 対偶・背理法による証明
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