(1) f(x)=x+2cosx (0≦x≦2π) とおくと、 f′(x)=1−2sinx,f′′(x)=−2cosx. f′(x)=0 となるのは x=6π,65π である。0≦x<6π および 65π<x≦2π では f′(x)>0、6π<x<65π では f′(x)<0 だから、x=6π で極大、x=65π で極小となる。値は f(6π)=6π+3,f(65π)=65π−3. また、f(0)=2、f(2π)=2π+2 である。
f′′(x)=0 となるのは x=2π,23π であり、f′′ の符号はそれぞれの点の前後で変わる。したがって変曲点は (2π,f(2π))=(2π,2π),(23π,f(23π))=(23π,23π) である。(0,2π)、(2π,23π)、(23π,2π) での f′′ の符号は順に負、正、負である。以上より、グラフは (0,2) から増加して (6π,6π+3) で極大となり、その後減少して (65π,65π−3) で極小となってから (2π,2π+2) まで増加する。凹凸は順に上に凸、下に凸、上に凸である。極小値 65π−3>0 なので、この区間でグラフは x 軸と交わらない。
(2) 二つの変曲点を結ぶ直線の傾きは 23π−2π23π−2π=1 であり、両点は y=x 上にあるから、ℓ は y=x である。曲線との交点は x+2cosx=x、すなわち cosx=0 より x=2π,23π である。この間では cosx≦0 なので曲線は直線の下にある。また、曲線の y 座標はこの区間で x=65π のとき最小となり、その値 65π−3 は正である。よって回転軸との交差はなく、外半径が x、内半径が x+2cosx の円環を積み重ねればよい。 V=π∫π/23π/2{x2−(x+2cosx)2}dx=π∫π/23π/2(−4xcosx−4cos2x)dx=π[−4xsinx−4cosx−2x−sin2x]π/23π/2=π{3π−(−3π)}=6π2.