九州大学/2005年度/前期
九州大学 2005年 数学 第5問解答・解説
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1問題
この問題の解答は,解答紙16の定められた場所に記入しなさい。 【問題】 実数 が の範囲を動くとき, 平面上で点 が描く曲線を とする。 を正の実数とし,曲線 と 軸, 軸,および直線 で囲まれる部分の面積を とする。このとき次の問いに答えよ。
(1) 面積 を求めよ。
(2) の範囲で関数 の増減,凹凸を調べ,そのグラフの概形を描け。ただし, であることを用いてよい。
(3) となる が の範囲に存在することを示せ。ただし,必要なら であることを用いてよい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)
(2) は で常に単調増加である。 では下に凸、 では上に凸で、 に変曲点 を持つ。 で (原点を傾きで出発)、 で (漸近線 )。グラフは原点から出発し、単調に増加しながら下に凸→上に凸と切り替わり、 に漸近するS字型の曲線になる。
(3) と を評価すると、 より 、 より となる。 は連続かつ で単調増加なので、中間値の定理により となる が の範囲にただ一つ存在する。数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) より であるから、部分積分により (2) 微分すると 従って で単調増加し、 で下に凸、 で上に凸である。変曲点は 。 また で 、 で となる。 なので水平漸近線へ下側から近づく。概形は次の通り( は定義域に含めない)。

(3) 与えられた から は連続なので中間値の定理により を満たす が に存在する。単調増加なので一意でもある。
この問題で使う考え方
- 置換積分
- 部分積分
- 増減と凹凸
- 中間値の定理
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