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九州大学/2005年度/前期

九州大学 2005年 数学 第2問解答・解説

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1問題

九州大学2005年度第2問配点 50点

この問題の解答は,解答紙13の定められた場所に記入しなさい。  【問題】  行列 AA と列ベクトル a⃗,b⃗\vec{a},\vec{b} を A=12(1101),a⃗=(10),b⃗=(01)\displaystyle A=\frac{1}{2}\begin{pmatrix}1&1\\0&1\end{pmatrix},\qquad \vec{a}=\begin{pmatrix}1\\0\end{pmatrix},\qquad \vec{b}=\begin{pmatrix}0\\1\end{pmatrix} とし,列ベクトル p⃗n (n=1,2,…)\vec{p}_{n}\ (n=1,2,\ldots) を p⃗1=a⃗,p⃗n+1=Ap⃗n+b⃗(n=1,2,…)\vec{p}_{1}=\vec{a},\qquad \vec{p}_{n+1}=A\vec{p}_{n}+\vec{b}\quad(n=1,2,\ldots) で定める。このとき次の問いに答えよ。

(1) p⃗=Ap⃗+b⃗\vec{p}=A\vec{p}+\vec{b} を満たす列ベクトル p⃗\vec{p} を求めよ。

(2) q⃗n=p⃗n−p⃗ (n=1,2,…)\vec{q}_{n}=\vec{p}_{n}-\vec{p}\ (n=1,2,\ldots) とおく。q⃗n+1\vec{q}_{n+1} と q⃗n\vec{q}_{n} の間に成り立つ関係式を求めよ。

(3) n=1,2,…n=1,2,\ldots に対して AnA^{n} を求めよ。

(4) p⃗n (n=1,2,…)\vec{p}_{n}\ (n=1,2,\ldots) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

判定 数学 PASS、論証 PASS、高校範囲 PASS、表示はテキストと設問画像を確認しPASS(レンダリング未実施)。4小問すべて一致し、数学疑義はない。既存accepted答案を無変更で採用。actual: UNVERIFIED。

小問照合

・ (1) p⃗=(2,2)T\vec p=(2,2)^T。成分方程式で一致。

・ (2) q⃗n+1=Aq⃗n\vec q_{n+1}=A\vec q_n。固定点方程式を差し引く導出で一致。

・ (3) An=2−n(1n01)A^n=2^{-n}\begin{pmatrix}1&n\\0&1\end{pmatrix}。N2=ON^2=O の二項展開で一致。

・ (4) p⃗n=(2−(2n−1)/2n−1, 2−2/2n−1)T\vec p_n=(2-(2n-1)/2^{n-1},\,2-2/2^{n-1})^T。初期値確認も一致。

単元: 行列・ベクトル、数列(漸化式)。

方法: 固定点を引いて同次化、冪零成分を用いた行列二項展開、漸化式の反復。

テーマ: アフィン漸化式を固定点移動で線形化し、行列累乗から明示式を得る。

未解決留保: 大学名・医学科対象は冊子に印字されず、固定取得provenance依存。医学部専用選択表は冊子で確認できず、冊子単独では選択対象を区別できない。修正稿なし。旧答案は保持。actual: UNVERIFIED。

この問題で使う考え方

  • 固定点を引いて同次化
  • 2×2行列の二項展開(冪零成分)
  • 漸化式の反復

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