札幌医科大学/2017年度/前期
札幌医科大学 2017年 数学 第2問解答・解説
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1問題
を虚数単位とし, と を複素数で とする。このとき,数列 を次で定義する。 以下の各問に答えよ。
(1) 複素数平面において原点を とし, を表す点を とする。三角形 の面積を を用いて表せ。
とする。 が正の実数となる番号 を小さいほうから順に とする。
(2) のとき がどのくらいの大きさなのかを調べたい。 のとき の値が最小となる自然数 を求めよ。
(3) 数列 の一般項を を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
漸化式は なので、順に掛けると
(1) とおくと したがって と の座標について、次の積の差を計算する。 三角形 の面積は、底辺と高さから ( は と のなす角)である。また座標を展開すると 内積 を代入すれば となるので、面積は の半分である。今回、この積の差は であり、 に注意して
(2)(3)では とする。 より また は絶対値2、偏角 である。よって の偏角は 絶対値は0でないため、 が正の実数となる必要十分条件は、この角が ( は整数)となること。すなわち これを5で割った余りで見ると だから、 と書ける。すると 。正の整数 となるのは であり、
(2)では なので 加法定理から 、したがって 。また より を使えば 特に 。ここで は と の中点、 は と の中点である。従って は に最も近い。より小さい十の冪はすべて 以下、より大きい十の冪はすべて 以上なので、他の自然数 でも距離は小さくならない。
この問題で使う考え方
- 複素数の漸化式を等比数列として表す
- 座標の行列式で三角形の面積を求める
- 極形式と偏角条件
- 合同式を使った整数条件
- 平方根を用いた厳密評価と中点比較
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