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札幌医科大学/2021年度/前期

札幌医科大学 2021年 数学 第1問解答・解説

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1問題

札幌医科大学2021年度第1問

次の各問に答えよ。

(1) 三角形 ABCABC において sin⁡C=2cos⁡Asin⁡B\sin C=2\cos A\sin B であるとき、三角形 ABCABC はどのような形をしているか。

(2) 自然数 nn に対して N=(n+2)3−n(n+1)(n+2)N=(n+2)^3-n(n+1)(n+2) が36の倍数になるような nn をすべて求めよ。

(3) 体積が 23π\displaystyle \frac{\sqrt{2}}{3}\pi の直円錐において、直円錐の側面積の最小値を求めよ。ただし直円錐とは、底面の円の中心と頂点とを結ぶ直線が、底面に垂直である円錐のことである。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) C=π−(A+B)C=\pi-(A+B) より、条件は sin⁡Acos⁡B+cos⁡Asin⁡B=2cos⁡Asin⁡B。\sin A\cos B+\cos A\sin B=2\cos A\sin B\text{。}したがって sin⁡(A−B)=0\sin(A-B)=0。−π<A−B<π-\pi<A-B<\pi なので A=BA=B。逆も成り立つ。よって CA=CB の二等辺三角形\boxed{CA=CB\text{ の二等辺三角形}}(正三角形を含む)。

(2) N=(n+2)(3n+4)N=(n+2)(3n+4)。3n+43n+4 は3の倍数でないから、9∣N9\mid N と n≡7(mod9)n\equiv7\pmod9 は同値。一方、N=3n2+10n+8N=3n^2+10n+8 は nn が偶数なら4の倍数で、奇数なら4で割った余りが1。よって36の倍数となる必要十分条件は nn が偶数かつ n≡7(mod9)n\equiv7\pmod9。結論は n=18k+16(k=0,1,2,…).\boxed{n=18k+16\quad(k=0,1,2,\ldots)}.

(3) 底面半径を r>0r>0、高さを h>0h>0 とすると r2h=2r^2h=\sqrt2。側面積を SS とすれば S=πrr2+h2S=\pi r\sqrt{r^2+h^2} なので S2π2=r4+2r2=u2+2u(u=r2>0).\displaystyle \frac{S^2}{\pi^2}=r^4+\frac2{r^2}=u^2+\frac2u\quad(u=r^2>0). u2+2/u−3=(u−1)2(u+2)/u≧0u^2+2/u-3=(u-1)^2(u+2)/u\ge0、等号は u=1u=1。したがって最小値は 3π\boxed{\sqrt3\pi}。r=1,h=2r=1,h=\sqrt2 で実現する。

この問題で使う考え方

  • 加法定理
  • 合同式
  • 因数分解による不等式

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