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島根大学/2011年度/前期

島根大学 2011年 数学 第1問解答・解説

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1問題

島根大学2011年度第1問

mmを自然数とする。(2m)!(2^m)!が2n2^nで割り切れる自然数nnの最大値をN(m)N(m)とおくとき,次の問いに答えよ。

(1) N(5)N(5)を求めよ。

(2) N(m)N(m)をmmの式で表せ。

(3) N(m)N(m)が素数ならば,mmも素数であることを証明せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 32!32! に含まれる因数2の個数は,偶数から各1個,4の倍数から追加で各1個,というように数えて 16+8+4+2+1=3116+8+4+2+1=31。よって N(5)=31N(5)=31。 (2) 同じ数え方で N(m)=2m−1+2m−2+⋯+1=2m−1.N(m)=2^{m-1}+2^{m-2}+\cdots+1=2^m-1. これは含まれる因数2を重複や漏れなく数えているので最大の指数である。 (3) m=1m=1 なら N(m)=1N(m)=1 は素数でない。m≧2m\ge2 が合成数なら m=abm=ab(a,b≧2a,b\ge2)と書けて 2m−1=(2a−1)(1+2a+⋯+2a(b−1)).2^m-1=(2^a-1)(1+2^a+\cdots+2^{a(b-1)}). 両因数が1より大きいので N(m)N(m) は合成数。対偶から,N(m)N(m) が素数なら mm も素数である。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 対偶・背理法による証明

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