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島根大学/2015年度/前期

島根大学 2015年 数学 第5問解答・解説

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1問題

島根大学2015年度第5問

(共通問題)xyxy 平面において,点 P(x,y)P(x,y) と点 (2,0)(2,0) の距離が,点 PP と直線 x=1x=1 の距離の 2\sqrt{2} 倍と等しくなるような点 PP の描く曲線を CC とする。このとき,次の問いに答えよ。

(1) 曲線 CC の方程式を求めよ。

(2) tt を0でない実数とし,曲線 CC と直線 x+y=tx+y=t との交点を QQ とする。点 QQ の座標を tt を用いて表せ。

(3) (2)で求めた点 QQ から xx 軸に下ろした垂線を QHQH とする。tt が 2≦t≦42\leq t\leq4 の範囲を動くとき,線分 QHQH が通過してできる図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)C:x2−y2=2(1) C: x^2−y^2=2。(2) Q(t/2+1/t, t/2−1/t)。(3) 51/32−ln 2。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 距離条件より (x−2)2+y2=2 ∣x−1∣.\sqrt{(x-2)^2+y^2}=\sqrt2\,|x-1|. 両辺を二乗して整理すると x2−y2=2x^2-y^2=2。よって C: x2−y2=2C:\ x^2-y^2=2。

(2) CC 上では (x−y)(x+y)=2(x-y)(x+y)=2。x+y=t≠0x+y=t\ne0 より x−y=2/tx-y=2/t なので x=t2+1t,y=t2−1t.\displaystyle x=\frac{t}{2}+\frac1t,\qquad y=\frac{t}{2}-\frac1t. したがって Q(t2+1t,t2−1t)\displaystyle Q\left(\frac{t}{2}+\frac1t,\frac{t}{2}-\frac1t\right)。

(3) 2≦t≦42\le t\le4 では y(t)=t2−1t≧0\displaystyle y(t)=\frac t2-\frac1t\ge0 かつ x′(t)=12−1t2≧14>0\displaystyle x'(t)=\frac12-\frac1{t^2}\ge\frac14>0。従って線分 QHQH は右向きに連続して動き、掃く面積は S=∫24y(t)x′(t) dt=∫24(t2−1t)(12−1t2)dt=[t28−ln⁡t−12t2]24=5132−ln⁡2.\displaystyle \begin{aligned} S&=\int_2^4 y(t)x'(t)\,dt\\ &=\int_2^4\left(\frac t2-\frac1t\right)\left(\frac12-\frac1{t^2}\right)dt\\ &=\left[\frac{t^2}{8}-\ln t-\frac1{2t^2}\right]_2^4 =\frac{51}{32}-\ln2. \end{aligned}

距離の軌跡を二乗して双曲線の式にし、直線の条件x+y=tと組み合わせて交点を一意に求める。tの区間ではyが非負でxが単調増加するため、縦線分の掃過領域をy dxで積分でき、端点を代入すると答案の面積に一致する。

この問題で使う考え方

  • 距離条件から軌跡の方程式を導く
  • 和と差による連立方程式の解法
  • 単調性を用いた媒介変数表示の面積積分

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