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島根大学/2019年度/前期

島根大学 2019年 数学 第2問解答・解説

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1問題

島根大学2019年度第2問

次の問いに答えよ。

(1) 4つの数字0,1,2,90,1,2,9を並べてできる4桁の正の整数は全部でいくつあるか。ただし,同じ数字を何度使ってもよいものとする。

(2) 4つの数字0,1,2,90,1,2,9を並べてできる正の整数をすべて考えるとき,1500を初めて超えるのは小さい方から数えて何番目の数か。ただし,同じ数字を何度使ってもよいものとする。

(3) a,b,c,da,b,c,dはそれぞれ0,1,2,90,1,2,9のいずれかの値をとるとし,同じ値をとってもよいものとする。放物線y=x2+2ax+by=x^{2}+2ax+bと直線y=2cx+dy=2cx+dが共有点を持つような組(a,b,c,d)(a,b,c,d)は全部でいくつあるか。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 192個.
    (2) 112番目.
    (3) 210組.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 4桁の整数では千の位に 00 は置けないので、千の位は 1,2,91,2,9 の3通りである。残りの各位はそれぞれ4通りだから 3⋅43=192.3\cdot4^3=192. よって、求める個数は 192192 個である。

(2) まず、1桁から3桁までの正整数は、各桁数 rr について先頭の選び方が3通り、残りの選び方が 4r−14^{r-1} 通りなので 3+3⋅4+3⋅42=633+3\cdot4+3\cdot4^2=63 個である。4桁で1500未満の数は、千の位が 11、百の位が 0,1,20,1,2 のいずれかであり、十の位と一の位はそれぞれ4通りだから 3⋅42=483\cdot4^2=48 個である。これ以外の4桁の数は1500を超え、5桁以上の数も1500を超える。また1500自体は数字5を使うため作れない。したがって1500未満の数は 63+48=11163+48=111 個であり、初めて1500を超える数は小さい方から数えて 111+1=112111+1=112 番目である。

(3) 放物線と直線の共有点の xx 座標は x2+2(a−c)x+(b−d)=0x^2+2(a-c)x+(b-d)=0 の実数解である。よって共有点を持つ条件は判別式が0以上、すなわち 4((a−c)2−(b−d))≧0,b−d≦(a−c)24\bigl((a-c)^2-(b-d)\bigr)\geq0, \qquad b-d\leq(a-c)^2 である。

まず (a,c)(a,c) を選び、∣a−c∣|a-c| ごとに条件を満たす (b,d)(b,d) を数える。(a,c)(a,c) の組は、∣a−c∣=0,1,2|a-c|=0,1,2 の場合がそれぞれ4組、4組、2組であり、残る6組では ∣a−c∣=7,8,9|a-c|=7,8,9 である。

∣a−c∣=0|a-c|=0 のとき、条件は b≦db\leq d となる。{0,1,2,9}\{0,1,2,9\} から選ぶ順序つきの組 (b,d)(b,d) のうち b≦db\leq d は、等しい4組と異なる6組を合わせて10組である。

∣a−c∣=1|a-c|=1 のとき、条件は b−d≦1b-d\leq1 である。全16組のうちこれに反するのは差が2以上の (b,d)=(2,0),(9,0),(9,1),(9,2)(b,d)=(2,0),(9,0),(9,1),(9,2) の4組だから、条件を満たすのは12組である。

∣a−c∣=2|a-c|=2 のとき、条件は b−d≦4b-d\leq4 である。これに反するのは (9,0),(9,1),(9,2)(9,0),(9,1),(9,2) の3組だから、条件を満たすのは13組である。

残る (a,c)(a,c) の6組では (a−c)2≧49(a-c)^2\geq49 であり、すべての (b,d)(b,d) について b−d≦9b-d\leq9 だから、各組に対して16通りすべてが条件を満たす。したがって、求める組の総数は 4⋅10+4⋅12+2⋅13+6⋅16=40+48+26+96=210.4\cdot10+4\cdot12+2\cdot13+6\cdot16=40+48+26+96=210. よって 210210 組である。

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 二次方程式の判別式
  • 直線の方程式

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