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信州大学/2008年度

信州大学 2008年 数学 第7問解答・解説

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1問題

信州大学2008年度第7問

曲線 x^2/4 + y2y^2 = 1 (x > 0, y > 0) 上の動点 P における接線と、x軸、y軸との交点をそれぞれ Q、R とする。このとき、線分 QR の長さの最小値と、そのときの点 P の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

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  • min⁡QR=3,P=(263,33).\displaystyle \min QR=3,\qquad P=\left(\frac{2\sqrt6}{3},\frac{\sqrt3}{3}\right).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

楕円上の点を P(x,y)P(x,y) とし、x>0, y>0x>0,\ y>0 とする。座標を X=x/2, Y=yX=x/2,\ Y=y と見れば、対応する点 (X,Y)(X,Y) は単位円 X2+Y2=1X^2+Y^2=1 上にある。点 PP に対応する単位円上の点を (u,v)=(x/2,y)(u,v)=(x/2,y) とおく。

単位円の接点 (u,v)(u,v) への半径 (u,v)(u,v) は接線に垂直である。接線は (u,v)(u,v) を通るから、その方程式は uX+vY=u2+v2=1uX+vY=u^2+v^2=1 である。元の座標では XX を X/2X/2 に戻すので、楕円の接線は xX4+yY=1\displaystyle \frac{xX}{4}+yY=1 となる。したがって、元の座標の xx 軸・yy 軸との交点は Q=(4x,0),R=(0,1y).\displaystyle Q=\left(\frac4x,0\right),\qquad R=\left(0,\frac1y\right). x,y>0x,y>0 より両切片は正であり、 QR2=16x2+1y2\displaystyle QR^2=\frac{16}{x^2}+\frac1{y^2} である。

ここで t=x2/4t=x^2/4 とおくと、楕円の条件から 0<t<10<t<1 かつ y2=1−ty^2=1-t なので QR2=4t+11−t.\displaystyle QR^2=\frac4t+\frac1{1-t}. 分母 t(1−t)t(1-t) は正であり、 QR2−9=4(1−t)+t−9t(1−t)t(1−t)=(3t−2)2t(1−t)≧0.\displaystyle QR^2-9 =\frac{4(1-t)+t-9t(1-t)}{t(1-t)} =\frac{(3t-2)^2}{t(1-t)}\ge 0. 等号は t=2/3t=2/3 のとき成立する。このとき x=2t=263,y=1−t=33.\displaystyle x=2\sqrt{t}=\frac{2\sqrt6}{3},\qquad y=\sqrt{1-t}=\frac{\sqrt3}{3}. QRQR は正だから、求める最小値とそのときの点は QRmin⁡=3,P=(263,33).\displaystyle \boxed{QR_{\min}=3},\qquad \boxed{P=\left(\frac{2\sqrt6}{3},\frac{\sqrt3}{3}\right)}.

この問題で使う考え方

  • 楕円
  • 円の性質
  • ベクトルの内積
  • 等式・不等式の証明

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