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信州大学/2010年度

信州大学 2010年 数学 第3問解答・解説

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1問題

信州大学2010年度第3問

関数 y=2sin⁡3x+cos⁡2x−2sin⁡x+ay=2\sin 3x+\cos 2x-2\sin x+a の最小値の絶対値が,最大値と一致するように,定数 aa の値を定めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=1\boxed{a=1}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

問題の定数項を除いた部分を h(x)=2sin⁡3x+cos⁡2x−2sin⁡xh(x)=2\sin 3x+\cos 2x-2\sin x とし、t=sin⁡xt=\sin x とおくと −1≦t≦1-1\le t\le1 である。三角関数の差の公式より 2sin⁡3x−2sin⁡x=2(sin⁡3x−sin⁡x)=4sin⁡xcos⁡2x2\sin3x-2\sin x=2(\sin3x-\sin x)=4\sin x\cos2x だから、cos⁡2x=1−2t2\cos2x=1-2t^2 を用いて h(x)=cos⁡2x(1+4sin⁡x)=(1−2t2)(1+4t)=1+4t−2t2−8t3=:g(t).h(x)=\cos2x(1+4\sin x)=(1-2t^2)(1+4t)=1+4t-2t^2-8t^3=:g(t). この多項式について 3−g(t)=2(t+1)(4t2−3t+1)≧0,g(t)+5=2(1−t)(4t2+5t+3)≧03-g(t)=2(t+1)(4t^2-3t+1)\ge0, \qquad g(t)+5=2(1-t)(4t^2+5t+3)\ge0 である。実際、4t2−3t+14t^2-3t+1 の判別式は −7-7、4t2+5t+34t^2+5t+3 の判別式は −23-23 で、両二次式は常に正である。また −1≦t≦1-1\le t\le1 より t+1≧0t+1\ge0、1−t≧01-t\ge0。したがって −5≦g(t)≦3-5\le g(t)\le3。t=1t=1 と t=−1t=-1 はそれぞれ x=π/2x=\pi/2 と x=−π/2x=-\pi/2 で実現するので、hh の最小値は −5-5、最大値は 33 である。 y=h(x)+ay=h(x)+a より、yy の最小値は a−5a-5、最大値は a+3a+3。条件は ∣a−5∣=a+3.|a-5|=a+3. 右辺が非負となる必要があり、場合分けすると、a≦5a\le5 では 5−a=a+35-a=a+3 より a=1a=1、a≧5a\ge5 では a−5=a+3a-5=a+3 は不可能である。よって求める値は 1\boxed{1}。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の相互関係
  • 等式・不等式の証明

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