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信州大学/2022年度

信州大学 2022年 数学 第3問解答・解説

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1問題

信州大学2022年度第3問

m は実数とする。x の 2 次方程式

x ^ {2} - (m + 2) x + 2 m + 4 = 0

の -1 ≦ x ≦ 3 の範囲にある実数解がただ 1 つであるとき, m の値の範囲を求めよ。ただし, 重解の場合, 実数解の個数は 1 つと数える。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

t=m+2t=m+2 とおくと、方程式は (f_t(x)=x^2-tx+2t=0) となり、判別式は Δ=t2−8t=t(t−8)\Delta=t^2-8t=t(t-8) である。

まず t<0t<0 では積 2t<02t<0 より、2解を α<0<β\alpha<0<\beta とおける。ft(0)=2t<0f_t(0)=2t<0、ft(3)=9−t>0f_t(3)=9-t>0 なので、(β\beta) は常に (0<β\beta<3) にある。また (f_t(-1)=1+3t) である。これが負なら −1-1 は2解の間にあり、負の解は −1-1 より小さいので区間内の解は β\beta だけである。これが0なら −1-1 と β\beta の2解が区間内にあり、正なら負の解も −1<α<0-1<\alpha<0 に入る。したがって、この場合にちょうど1解となる条件は 1+3t<01+3t<0、すなわち t<−13\displaystyle t<-\frac13 である。

t=0t=0 では x2=0x^2=0 となり、重解 x=0x=0 を1個と数える。0<t<80<t<8 では Δ<0\Delta<0 なので実数解はない。

次に t≧8t\ge8 では放物線の軸は x=t2≧4\displaystyle x=\frac t2\ge4 であり、範囲 (-1≦x≦3) では ft(x)f_t(x) はxが大きくなると必ず小さくなる。8≦t<98\le t<9 なら ft(3)=9−t>0f_t(3)=9-t>0 なので区間内に解はない。t≧9t\ge9 なら ft(−1)=1+3t>0f_t(-1)=1+3t>0、ft(3)=9−t≦0f_t(3)=9-t\le0 であり、xが大きくなると必ず小さくなることから区間内の解はちょうど1個である。

以上を m=t−2m=t-2 に戻すと、求める範囲は m<−73\displaystyle m<-\frac73、m=−2m=-2、または m≧7m\ge7 である。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式とグラフ
  • 二次不等式とグラフ
  • 二次方程式の判別式
  • 解と係数の関係

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