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昭和大学/2012年度/Ⅰ期

昭和大学 2012年 数学 第2問解答・解説

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1問題

昭和大学2012年度第2問

1辺の長さが1の正三角形 OABOAB がある。辺 ABAB 上に AM=23\displaystyle AM=\frac{2}{3} となる点 MM をとる。また,辺 OAOA 上に OP=p (0<p<1)OP=p\ (0<p<1) となる点 PP をとり,線分 OMOM と線分 BPBP の交点を QQ とする。OA→=a⃗, OB→=b⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a},\ \overrightarrow{OB}=\vec{b} とおく。次の各問に答えよ。

(1) OQ→\overrightarrow{OQ} を a⃗,b⃗,p\vec{a},\vec{b},p で表せ。

(2) PQ→\overrightarrow{PQ} を a⃗,b⃗,p\vec{a},\vec{b},p で表せ。

(3) 三角形 OPQOPQ が二等辺三角形となるような pp の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

MとQの位置ベクトルを係数で表し、直線OMとBP上にある条件から交点を求めた。各辺の長さを内積で計算し、3通りの辺の等式を調べた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) OQ→=p1+2p(a⃗+2b⃗),\displaystyle \overrightarrow{OQ}=\frac{p}{1+2p}(\vec a+2\vec b),\quad (2) PQ→=2p1+2p(b⃗−pa⃗),\displaystyle \overrightarrow{PQ}=\frac{2p}{1+2p}(\vec b-p\vec a),\quad (3) p=38, 7−12.\displaystyle p=\frac38,\space{}\frac{\sqrt7-1}{2}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 内分点の公式から AM→=23b⃗−23a⃗,OM→=13a⃗+23b⃗.\displaystyle \overrightarrow{AM}=\frac23\vec b-\frac23\vec a,\qquad \overrightarrow{OM}=\frac13\vec a+\frac23\vec b. QQ は直線 OMOM 上にあるので OQ→=λOM→\overrightarrow{OQ}=\lambda\overrightarrow{OM} と表せる。また、直線 BPBP 上にあるので OQ→=(1−s)b⃗+spa⃗\overrightarrow{OQ}=(1-s)\vec b+sp\vec a と表せる。係数を比較すると λ/3=sp,2λ/3=1−s\lambda/3=sp,\qquad 2\lambda/3=1-s だから λ=3p1+2p\displaystyle \lambda=\frac{3p}{1+2p} である。したがって OQ→=p1+2p(a⃗+2b⃗).\displaystyle \overrightarrow{OQ}=\frac{p}{1+2p}(\vec a+2\vec b).

(2) (1)より PQ→=OQ→−pa⃗=2p1+2p(b⃗−pa⃗).\displaystyle \overrightarrow{PQ}=\overrightarrow{OQ}-p\vec a=\frac{2p}{1+2p}(\vec b-p\vec a).

(3) ∣a⃗∣=∣b⃗∣=1|\vec a|=|\vec b|=1、a⃗⋅b⃗=12\displaystyle \vec a\cdot\vec b=\frac12 より OP=p,OQ=p71+2p,PQ=2pp2−p+11+2p.\displaystyle OP=p,\qquad OQ=\frac{p\sqrt7}{1+2p},\qquad PQ=\frac{2p\sqrt{p^2-p+1}}{1+2p}. OP=OQOP=OQ から 1+2p=71+2p=\sqrt7、よって p=7−12\displaystyle p=\frac{\sqrt7-1}{2} を得る。 OP=PQOP=PQ から (1+2p)2=4(p2−p+1)(1+2p)^2=4(p^2-p+1)、よって p=38\displaystyle p=\frac38 を得る。 OQ=PQOQ=PQ から 7=4(p2−p+1)7=4(p^2-p+1)、よって p=32\displaystyle p=\frac32 または −12\displaystyle -\frac12 となるが、いずれも 0<p<10<p<1 を満たさない。以上より答えは p=38,7−12.\displaystyle p=\frac38,\quad\frac{\sqrt7-1}{2}.

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • ベクトルの和・差・実数倍
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察

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