昭和大学/2013年度/Ⅰ期
昭和大学 2013年 数学 第2問解答・解説
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1問題
2つの2次曲線 , がある。次の各問に答えよ。ただし,(1)から(4)までは,答は結果のみを解答欄に記入せよ。
(1) , のいずれにも接する直線の方程式を求めよ。
(2) 上の点 を通る直線で と接するものがちょうど2本引けるような のとり得る値の範囲を求めよ。
(3) 上の点 を通る直線で と接するものがちょうど2本引け,さらにその2本の接線がいずれも と 以外の点でも交わるとする。このような のとり得る値の範囲を求めよ。
(4) 上の相異なる2点 , について,直線 が と接するための条件を求めよ。
(5) 上の点 を通る直線で と接するものがちょうど2本引け,さらにその2本の接線がいずれも と 以外の点でも交わるとする。いま,その2本の接線と との交点のうち, 以外の交点をそれぞれ および とする。このとき,直線 は再び と接することを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
2つの放物線の接線をパラメータ表示し,交点条件を二次方程式にして判別式と解と係数の関係で調べた。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) または (3) または または (4) (5)はに接する.
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
まず,上の点を通る傾きの直線をとおく。この直線との交点の座標はを満たす。接するときは重解なので,解の和からとなり,接線はである。
次に,上の点()を通る傾きの直線をとおく。とすると,は となる。接するときは重解だから,よって接線は,すなわち である。では原点における接線はとなり,この式にも含まれる。
(1) 共通接線は垂直ではないので,である。上の点における接線との傾き,切片を比較すると 前式からである。これを後式に代入するとより,を得る。したがって共通接線は である。
(2) を通るの接線は を満たす。この二次方程式が異なる2つの実数解をもつ条件は でありだから,これはまたはと同値である。よって求める範囲は である。
(3) (2)の範囲ではである。接線との交点の座標は の解であり,その2解の積はである。一方の解がなので,他方をとするととなる。この交点がと異なる条件は,すなわちである。を(2)の方程式に代入すると (2)の範囲ではなので,この条件を満たすのはだけである。このときは実際に接線の解で,その直線はとで接するため,条件から除く。したがって求める範囲は のいずれかである。
(4) を結ぶ直線は,傾き,切片をもつ。一般に直線()との交点は の解であり,接する条件は判別式が0となること,すなわちである。のときもこの条件は成り立たず,水平線はに接しない。よってがに接する条件は である。
(5) 2本の接線のパラメータをとする。(2)の二次方程式の2解だから 各接線とのもう一つの交点の座標をとすると,(3)よりである。したがってであり, ゆえに (4)の条件が成り立つので,直線はに接する。
この問題で使う考え方
- 直線の方程式
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
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