c=cosθ、s=sinθ とおく。∣x∣≧2 の整数について、x≧2 なら x+2c/3≧2−2/3>0、x≦−2 なら x+2c/3≦−2+2/3<0 である。よって x(x+2c/3)>0 となり、f(x)>f(0)。したがって最小値は x=−1,0,1 のいずれかで生じる。
f(−1)−f(0)=1−32c,f(1)−f(0)=1+32c. c≧0 のときは f(1)>f(0)、c≦0 のときは f(−1)>f(0) である。これらの差を比較すると m(θ)=⎩⎨⎧1−32cosθ−2sinθ,−2sinθ,1+32cosθ−2sinθ,0∘≦θ≦30∘,30∘≦θ≦150∘,150∘≦θ≦180∘. 隣り合う式は境界で同じ値を与える。
(1) 条件 cosθ≧3/2 は 0∘≦θ≦30∘ と同値なので、この範囲では m(θ)=1−32cosθ−2sinθ=1−34sin(θ+30∘). θ+30∘ は 30∘ から 60∘ まで動き、この範囲で正弦は増加する。したがって m(θ) は θ=30∘ で最小となり、最小値は 1−34⋅23=−1 である。
(2) 30∘≦θ≦150∘ では m(θ)=−2sinθ≧−2 であり、等号は θ=90∘ のときに成り立つ。(1) より 0∘≦θ≦30∘ では m(θ)≧−1。また m(180∘−θ)=m(θ) だから、150∘≦θ≦180∘ でも m(θ)≧−1 である。よって全範囲での最小値は −2 であり、それをとるのは θ=90∘ である。