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徳島大学/2001年度/前期

徳島大学 2001年 数学 第4問解答・解説

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1問題

徳島大学2001年度第4問

医学部・歯学部・薬学部志願者用。曲線 y=x4−8x2+2x+20y=x^4-8x^2+2x+20 を CC とする。直線 ll は曲線 CC 上の異なる2点で CC に接するものとする。次の問いに答えよ。

(1) 直線 ll の方程式を求めよ。

(2) 直線 ll 上の点 PP から曲線 CC に接線を引く。このとき,ll と異なる接線が1本だけ引けるような点 PP の座標をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) l:y=2x+4l:y=2x+4。 (2) P=(2,8), (−2,0), (3,4+23), (−3,4−23)P=(2,8),\ (-2,0),\ (\sqrt3,4+2\sqrt3),\ (-\sqrt3,4-2\sqrt3)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線を y=f(x)y=f(x) とおくと,f(x)=x4−8x2+2x+20,f′(x)=4x3−16x+2.f(x)=x^4-8x^2+2x+20,\qquad f'(x)=4x^3-16x+2. 接点を a,b  (a≠b)a,b\;(a\ne b) とすると,2本の接線が一致するための条件は,傾きと切片がそれぞれ等しいことである。f′(a)=f′(b)より4(a−b)(a2+ab+b2−4)=0,f'(a)=f'(b)\quad\text{より}\quad 4(a-b)(a^2+ab+b^2-4)=0, よって a2+ab+b2=4a^2+ab+b^2=4。また,接点を tt とする接線の切片は f(t)−tf′(t)=−3t4+8t2+20f(t)-tf'(t)=-3t^4+8t^2+20 だから,(a−b)(a+b){−3(a2+b2)+8}=0.(a-b)(a+b)\{-3(a^2+b^2)+8\}=0. a≠ba\ne b と a2+b2=4−aba^2+b^2=4-ab より,a+b=0a+b=0 または ab=4/3ab=4/3。後者では (a+b)2=16/3(a+b)^2=16/3 となり,(a−b)2=(a+b)2−4ab=0(a-b)^2=(a+b)^2-4ab=0 となって a≠ba\ne b に反する。したがって a+b=0a+b=0,さらに a2+ab+b2=4a^2+ab+b^2=4 より ab=−4ab=-4。ゆえに接点は 2,−22,-2 である。f(2)=8, f′(2)=2f(2)=8,\ f'(2)=2 より,l:y=2(x−2)+8=2x+4.l:y=2(x-2)+8=2x+4. 次に,P=(u,2u+4)P=(u,2u+4) とおく。接点を tt とする接線が PP を通る条件は,2u+4=f(t)+f′(t)(u−t),2u+4=f(t)+f'(t)(u-t), すなわち,(t2−4)(3t2−4ut+4)=0.(t^2-4)(3t^2-4ut+4)=0. t=±2t=\pm2 は直線 ll を与える。前半で ll 以外の共通接線はないと分かったので,ll と異なる接線の本数は,二次方程式 3t2−4ut+4=03t^2-4ut+4=0 の実数解のうち,t=±2t=\pm2 に当たるものを除いて数えればよい。その判別式は 16(u2−3)16(u^2-3) である。∣u∣<3|u|<\sqrt3 なら該当する実数解はなく,∣u∣=3|u|=\sqrt3 なら重解 t=2u/3t=2u/3 が1つあり,これは ±2\pm2 ではない。∣u∣>3|u|>\sqrt3 なら異なる2解があり,そのうち t=±2t=\pm2 となるのはそれぞれ u=±2u=\pm2 の場合に限る。よって,求める uu は u=±3,±2u=\pm\sqrt3,\pm2。直線 ll 上での座標に戻すと,P=(2,8),  (−2,0),  (3,4+23),  (−3,4−23).P=(2,8),\;(-2,0),\;(\sqrt3,4+2\sqrt3),\;(-\sqrt3,4-2\sqrt3).

異なる2点で接する接線の条件を、接点の傾きと切片の一致で整理する。(1)でその直線を特定し、(2)では直線上の点を通る接線の接点方程式を因数分解して、異なる接線がちょうど1本となる場合を数える。

この問題で使う考え方

  • 接点の傾き・切片の一致
  • 接線条件の因数分解
  • 判別式による実数解の個数判定

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