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徳島大学/2002年度/前期

徳島大学 2002年 数学 第4問解答・解説

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1問題

徳島大学2002年度第4問

点 OO を原点とする空間内に3点 A(2,1,2),B(6,2,2),C(5,7,5)A(2,1,2),B(6,2,2),C(5,7,5) がある。次の問いに答えよ。

(1) CC から直線 OAOA に垂線を引き,交点を HH とする。HH の座標を求めよ。

(2) (1)で求めた HH に対して,平面 OABOAB 上にあり,DH→⊥OH→, DH=CH\overrightarrow{DH}\perp\overrightarrow{OH},\ DH=CH となる点 DD の座標をすべて求めよ。

(3) 点 PP が直線 OAOA 上を動くとき,BP+CPBP+CP を最小にする PP の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)H=(6,3,6)(1) H=(6,3,6)。 (2)D=(9,3,3),(3,3,9)(2) D=(9,3,3),(3,3,9)。 (3)P=(24/5,12/5,24/5)(3) P=(24/5,12/5,24/5)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) HH は CC の直線 OAOA への正射影である。したがって OH→=tOA→,(OC→−tOA→)⋅OA→=0.\overrightarrow{OH}=t\overrightarrow{OA},\qquad (\overrightarrow{OC}-t\overrightarrow{OA})\cdot\overrightarrow{OA}=0. OA→=(2,1,2)\overrightarrow{OA}=(2,1,2)、OC→=(5,7,5)\overrightarrow{OC}=(5,7,5) より t=OC→⋅OA→∣OA∣2=279=3,\displaystyle t=\frac{\overrightarrow{OC}\cdot\overrightarrow{OA}}{|OA|^2}=\frac{27}{9}=3, ゆえに H=(6,3,6)H=(6,3,6)。

(2) CH→=(−1,4,−1)\overrightarrow{CH}=(-1,4,-1) なので CH=32CH=3\sqrt2。また v=OB→−2OA→=(2,0,−2)v=\overrightarrow{OB}-2\overrightarrow{OA}=(2,0,-2) は OA→\overrightarrow{OA} と垂直で、平面 OABOAB 内にある。HH は直線 OAOA 上にあるため、平面 OABOAB 内で HH を通り OAOA に垂直な方向は vv の方向であり、D=H+λvD=H+\lambda v と書ける。条件 DH=CHDH=CH から 22∣λ∣=32,2\sqrt2|\lambda|=3\sqrt2, よって λ=±3/2\lambda=\pm3/2。したがって D=(9,3,3)またはD=(3,3,9).D=(9,3,3)\quad\text{または}\quad D=(3,3,9).

(3) e=OA→/3e=\overrightarrow{OA}/3 とおけば ∣e∣=1|e|=1 で、直線 OAOA 上の点は P=seP=se と表せる。直交分解すると B=6e+(2,0,−2),C=9e+(−1,4,−1),B=6e+(2,0,-2),\qquad C=9e+(-1,4,-1), ここで垂直成分の長さはそれぞれ 22,322\sqrt2,3\sqrt2 である。よって BP=(s−6)2+8,CP=(s−9)2+18.BP=\sqrt{(s-6)^2+8},\qquad CP=\sqrt{(s-9)^2+18}. この距離和は、平面上の B′=(6,22)B'=(6,2\sqrt2)、C′=(9,32)C'=(9,3\sqrt2) と軸上の点 (s,0)(s,0) までの距離和に等しい。C′C' を軸について反射した C′′=(9,−32)C''=(9,-3\sqrt2) を用いると、最小値は線分 B′C′′B'C'' が軸と交わる点で達する。線分を (6,22)+u(3,−52)(0≦u≦1)(6,2\sqrt2)+u(3,-5\sqrt2)\quad(0\le u\le1) と表すと、軸との交点は u=2/5u=2/5、s=36/5s=36/5 である。従って P=365e=125OA→=(245,125,245).\displaystyle P=\frac{36}{5}e=\frac{12}{5}\overrightarrow{OA} =\left(\frac{24}{5},\frac{12}{5},\frac{24}{5}\right).

この問題で使う考え方

  • ベクトルの正射影
  • 平面内の直交方向
  • 反射を用いた最短経路

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