B=YX−1 とおく。第1式を左から X、右から X−1 で挟むと YX−2YX−1=I. YX=BX2 だから B(X2−2I)=I、従って X2=2I+B−1 である。
第2式を左から Y、右から X−1 で挟むと 4YX+A=3B, すなわち 4BX2+A=3B となる。BX2=B(2I+B−1)=2B+I を代入すると 5B=−(A+4I),B=YX−1=(−530−53−54). したがって X2=2I+B−1=(3104543).
X=(acbd) とおいて成分を比較すると a2+bc=31,b(a+d)=45,c(a+d)=0,d2+bc=43. b(a+d)=5/4 より a+d=0 なので c=0。ゆえに a=ε/3, d=δ3/2(ε,δ はそれぞれ 1 または −1)であり、 b=4(a+d)5=2(2ε+3δ)53. 4通りの符号から得る X は (3102323),(310−253−23),(−31025323),(−310−23−23). 各行列は可逆である。それぞれについて Y=BX と定めれば、上の変形を逆にたどって元の2式を満たす。成分比較で他の平方根がないことも示したので、これら4個がすべての解である。