東北大学/2009年度
東北大学 2009年 数学 第5問解答・解説
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1問題
は を満たす実数とする。2つの行列 と が を満たすとする。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) が成り立つことを示せ。
(2) A を p と q で表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) P^3A=AP^3。(2) (二つの対角成分は同符号)。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
行列の積を成分ごとに計算する。与式より ここで とおく。もし なら、 より である。また左上の成分の等式から だから、 となる。これは仮定 に反する。したがって であり、非対角成分の等式 から を得る。 このとき は対角行列なので、 となり、(1) が示された。さらに、与式の対角成分を比較すると および だから、 より 、 である。行列式条件は となるので、 は同符号である。よって どちらも与式と を満たすので、これらがすべての解である。
(1) 行列積を成分ごとに比較し、まず A が対角行列であることを示す。(2) 対角成分の平方と行列式の正の条件から、二つの符号が一致することが分かる。したがって、いずれも符号が同じである次の二通りである。
この問題で使う考え方
- 行列積の成分比較
- 背理法
- 符号条件の利用
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