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東京医科大学/2019年度/一般

東京医科大学 2019年 数学 第2問解答・解説

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1問題

東京医科大学2019年度第2問

(1) 素数について考える。素数89のつぎに大きな素数は アイ\boxed{\text{アイ}} である。

(2) 整数 1008=24⋅32⋅71008=2^4\cdot3^2\cdot7 のすべての正の約数 nn 個を大きい方から順に並べて得られる数列を a1,a2,…,ana_1,a_2,\dots,a_n とする。このとき,a3=ウエオa_3=\boxed{\text{ウエオ}} であり,関数 S(x)=∑k=1nakx\displaystyle S(x)=\displaystyle\sum\limits _{k=1}^{n}a_k^x について,つぎの (i) と (ii) が成立する。

(i) S(0)=カキS(0)=\boxed{\text{カキ}} であり,整数値 S(1)S(1) のすべての素因数を大きい方から順に並べると クケ\boxed{\text{クケ}},コサ\boxed{\text{コサ}},シ\boxed{\text{シ}} である。

(ii) S(−1)=スセソタチツ\displaystyle S(-1)=\displaystyle\frac{\boxed{\text{スセソ}}}{\boxed{\text{タチツ}}} であり,S(2)S(1)=テトナニヌ\displaystyle\frac{S(2)}{S(1)}=\frac{\boxed{\text{テトナニ}}}{\boxed{\text{ヌ}}} である。

(3) 分数 147\displaystyle \frac{1}{47} を小数により表すと

0.0˙2127  65957  44680  85106  38297  87234  0⊠⊠⊠5  31914  89361  7˙\displaystyle 0.\dot{0}2127\;65957\;44680\;85106\;38297\;87234\;0\boxtimes\boxtimes\boxtimes 5\;31914\;89361\;\dot{7}

のように小数第1位の数字0から第46位の数字7までを繰り返す循環小数となる。ただし,小数第32位から34位の数字は記号 ⊠\boxtimes により伏せてある。

分数 1147\displaystyle \frac{11}{47} を小数により表したときの小数第 nn 位の数字により表される整数を dnd_n とする。上記の 147\displaystyle \frac{1}{47} を循環小数により表した結果を利用することで,簡単な計算により

d32=ネ,d45=ノ,d79=ハ,d92=ヒd_{32}=\boxed{\text{ネ}},\quad d_{45}=\boxed{\text{ノ}},\quad d_{79}=\boxed{\text{ハ}},\quad d_{92}=\boxed{\text{ヒ}}

であることがわかる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • アイ=97, =97,\space{} ウエオ=336, =336,\space{} カキ=30, (=30,\space{}(クケ,コサ,シ)=(31,13,2), )=(31,13,2),\space{} スセソ/タチツ=403/126, =403/126,\space{} テトナニ/ヌ=1925/4, (d32,d45,d79,d92)=(6,8,8,7)=1925/4,\space{}(d_{32},d_{45},d_{79},d_{92})=(6,8,8,7)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第2問 解答

(1) 9090 から 9696 までの整数は、91=7⋅13, 93=3⋅31, 95=5⋅1991=7\cdot13,\ 93=3\cdot31,\ 95=5\cdot19 および偶数で、すべて合成数である。一方、9797 は 97<10\sqrt{97}<10 より、2,3,5,72,3,5,7 のいずれでも割り切れず素数である。したがって、8989 の次の素数は 97\boxed{97}。

(2) 1008=24⋅32⋅71008=2^4\cdot3^2\cdot7 の正の約数の個数は n=(4+1)(2+1)(1+1)=30.n=(4+1)(2+1)(1+1)=30. 大きい順の上位3個は 1008, 504, 3361008,\ 504,\ 336 であるから a3=336a_3=\boxed{336}。各約数は正なので ak0=1a_k^0=1 であり、S(0)=30S(0)=\boxed{30}。 約数和の積の公式(各素因数の指数の選択を独立に足し合わせる)から S(1)=(1+2+22+23+24)(1+3+32)(1+7)=31⋅13⋅8=3224=23⋅13⋅31.S(1)=(1+2+2^2+2^3+2^4)(1+3+3^2)(1+7) =31\cdot13\cdot8=3224=2^3\cdot13\cdot31. したがって、素因数を大きい方から並べると 31, 13, 2\boxed{31,\ 13,\ 2}。 約数 dd に対し 1008/d1008/d も正の約数であり、 S(−1)=∑d∣10081d=11008∑d∣1008d=32241008=403126.\displaystyle S(-1)=\sum\limits _{d\mid1008}\frac1d =\frac1{1008}\sum\limits _{d\mid1008}d =\frac{3224}{1008} =\boxed{\frac{403}{126}}. 平方の和は同様に S(2)=(1+4+16+64+256)(1+9+81)(1+49)=341⋅91⋅50=1 551 550.S(2)=(1+4+16+64+256)(1+9+81)(1+49) =341\cdot91\cdot50=1\,551\,550. よって S(2)S(1)=1 551 5503224=19254\displaystyle \frac{S(2)}{S(1)} =\frac{1\,551\,550}{3224} =\frac{1925}{4} (分子・分母を 806=2⋅13⋅31806=2\cdot13\cdot31 で割った)。従って 1925/4\boxed{1925/4}。

(3) 1/471/47 の循環節は問題文のとおり C=0212765957446808510638297872340425531914893617C=0212765957446808510638297872340425531914893617 (46桁)である。筆算で 11/4711/47 を求めると、その循環節は D=2340425531914893617021276595744680851063829787D=2340425531914893617021276595744680851063829787 となる。これは、各桁について余りに10を掛けて47で割る筆算で得られ、46桁後に余り11へ戻るため繰り返す。5桁ずつ区切ると D=23404 25531 91489 36170 21276 59574 46808 51063 82978 7.D=23404\ 25531\ 91489\ 36170\ 21276\ 59574\ 46808\ 51063\ 82978\ 7. 従って周期46を用いて d32=D32=6,d45=D45=8,d79=D79−46=D33=8,d92=D92−46=D46=7.d_{32}=D_{32}=6,\quad d_{45}=D_{45}=8,\quad d_{79}=D_{79-46}=D_{33}=8,\quad d_{92}=D_{92-46}=D_{46}=7. ゆえに d32=6, d45=8, d79=8, d92=7\boxed{d_{32}=6,\ d_{45}=8,\ d_{79}=8,\ d_{92}=7}。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 積の法則
  • 等比数列の一般項と和
  • 二進法・位取り記数法

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