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東京医科大学/2019年度/一般

東京医科大学 2019年 数学 第3問解答・解説

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1問題

東京医科大学2019年度第3問

正の実数全体を定義域とする関数 f(x)f(x) と座標平面上の曲線 C:y=f(x)C:y=f(x) について考える。関数 f(x)f(x) は微分可能であるとし,曲線 CC 上の各点 P(t,f(t))P(t,f(t)) における法線と xx 軸との交点の xx 座標の値が

6t2+t−9t6t^2+t-9\sqrt{t}

であるとする。

このとき,曲線 CC と xx 軸との交点が一つだけ存在し,その交点の xx 座標の値を aa とすると

a3=アイ\displaystyle a^3=\frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}

である。また,

lim⁡h→0f(1+h)2−f(1)2h=ウエ\displaystyle\lim\limits _{h\to0}\frac{f(1+h)^2-f(1)^2}{h}=\boxed{\text{ウエ}}

である。

さらに,曲線 CC 上の点 (a,0)(a,0) における法線の傾きが正であるならば,

f(1)2+f(1)=オf(1)^2+f(1)=\boxed{\text{オ}}

であり,

f(4)2+f(4)=カキクf(4)^2+f(4)=\boxed{\text{カキク}}

であることが決定する。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a3=94,lim⁡h→0f(1+h)2−f(1)2h=−6,f(1)2+f(1)=2,f(4)2+f(4)=156\displaystyle a^3=\frac94,\quad \lim\limits _{h\to0}\frac{f(1+h)^2-f(1)^2}{h}=-6,\quad f(1)^2+f(1)=2,\quad f(4)^2+f(4)=156

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第3問 解答

点 P(t,f(t))P(t,f(t)) における法線の方向ベクトルは (f′(t),−1)(f'(t),-1) と取れる。法線上の点を (t+sf′(t), f(t)−s)(t+s f'(t),\,f(t)-s) と表すと、xx 軸上では s=f(t)s=f(t) だから、その交点の xx 座標は t+f(t)f′(t)t+f(t)f'(t) である。この式は f′(t)=0f'(t)=0 の場合にも垂直な法線の交点 x=tx=t を与える。条件より t+f(t)f′(t)=6t2+t−9t,f(t)f′(t)=6t2−9t.t+f(t)f'(t)=6t^2+t-9\sqrt t, \qquad f(t)f'(t)=6t^2-9\sqrt t. したがって、t>0t>0 で ddtf(t)2=2f(t)f′(t)=12t2−18t,\displaystyle \frac{d}{dt}f(t)^2=2f(t)f'(t)=12t^2-18\sqrt t, ゆえにある定数 CC を用いて f(t)2=4t3−12t3/2+C.f(t)^2=4t^3-12t^{3/2}+C. ここで u=t3/2u=t^{3/2} と置くと、uu は正の実数全体を動き、右辺は 4u2−12u+C4u^2-12u+C である。左辺は常に 00 以上であり、交点 (a,0)(a,0) があるのでこの二次式は正の範囲で 00 になる。その頂点 u=3/2u=3/2 で最小値をとるため、その最小値が 00 でなければならず、C=9C=9。従って f(t)2=4(t3/2−32)2.\displaystyle f(t)^2=4\left(t^{3/2}-\frac32\right)^2. 零点はただ一つで、a3/2=3/2a^{3/2}=3/2。よって a3=(32)2=94.\displaystyle a^3=\left(\frac32\right)^2=\boxed{\frac94}.

f(t)2f(t)^2 の導関数は上で求めたとおりなので、 lim⁡h→0f(1+h)2−f(1)2h=(f2)′(1)=12−18=−6.\displaystyle \lim\limits _{h\to0}\frac{f(1+h)^2-f(1)^2}{h} =(f^2)'(1)=12-18=\boxed{-6}.

さらに (a,0)(a,0) での法線の傾きが正なら、その傾き −1/f′(a)-1/f'(a) が正であるから f′(a)<0f'(a)<0。ff は微分可能なので連続であり、f(a)=0f(a)=0 と f′(a)<0f'(a)<0 から aa の左側で f>0f>0、右側で f<0f<0 となる。ほかに零点がないため各側で符号は変わらない。上の平方の式と合わせると、両側とも f(t)=3−2t3/2f(t)=3-2t^{3/2} である。したがって f(1)=1, f(4)=3−16=−13f(1)=1,\ f(4)=3-16=-13 であり、 f(1)2+f(1)=1+1=2,f(4)2+f(4)=(−13)2−13=156.f(1)^2+f(1)=1+1=\boxed{2},\qquad f(4)^2+f(4)=(-13)^2-13=\boxed{156}.

この問題で使う考え方

  • 曲線の接線
  • ベクトルによる図形の考察
  • 合成関数の微分
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 二次関数の最大・最小
  • 関数の連続性
  • 微分係数と導関数

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