点 P=(p,q,s) とおく。(1)の条件を成分で表すと 2p=0,p+q+s=0,p+2q+3s=1. したがって p=0, q+s=0, 2q+3s=1 から q=−1, s=1 となり、 P=(0,−1,1).
(2)では AB=(−1,1,1) であり、垂足 H を H=A+tAB とおく。条件 PH⋅AB=0 より t=∣AB∣2(P−A)⋅AB=3(−2,−1,1)⋅(−1,1,1)=32. よって H=(34,32,32)=31OA+32OB.
(3)の点 Q は Q=43A+P=(23,−1,1) である。h=OH=(4/3,2/3,2/3)、b=OB=(1,1,1)、q=OQ とする。T を辺 OH 上の点 OT=43h=(1,1/2,1/2) と定める。Q−T=(1/2,−3/2,1/2) なので ∣Q−T∣2=411,(q−OT)⋅h=0,(q−OT)⋅b=−21. 三角形 OHB 上の任意の点 X は OX=αh+βb(α,β≧0, α+β≦1)と表せる。このとき (q−OT)⋅(OX−OT)=−2β≦0, したがって ∣Q−X∣2=∣Q−T∣2+∣X−T∣2−2(q−OT)⋅(OX−OT)≧∣Q−T∣2=411. 等号は X=T で成り立つから、三角形上での最短距離は 11/2 である。
三角形の頂点までの距離は ∣Q−O∣2=417,∣Q−H∣2=1235,∣Q−B∣2=417. 三角形内の点は3頂点の凸結合であり、三角不等式によりその点から Q までの距離は頂点距離の最大値を超えない。従って最長距離は 17/2 である。線分 OT は三角形内にあり、距離 ∣Q−X∣ はその上で連続に最小値から ∣Q−O∣=17/2 まで変化する。よって球面と三角形が共有点を持つ半径の範囲は 211≦r≦217.