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鳥取大学/2001年度/前期

鳥取大学 2001年 数学 第II問解答・解説

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1問題

鳥取大学2001年度第II問

箱の中に 0,1,2,…,n0,1,2,\ldots,n の番号がついた玉がそれぞれ2個ずつ,合計 2(n+1)2(n+1) 個入っている。

(1) n=3n=3 のとき,この箱の中からもとに戻さずに1個ずつ順に4個の玉を取り出し,取り出した順に左から並べて整数を作る。この整数が2001以下である確率を求めよ。ただし,0123や0012などはそれぞれ123や12などと同等とする。

(2) この箱の中から2個の玉を同時に取り出し,その数の和を xx とする。x=nx=n である確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    53/105
  • (2)
    n odd: 2/(2n+1); n even: 1/(n+1)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

・ 取り出した玉そのものを区別すると、4個を順に取り出す方法は 8⋅7⋅6⋅5=16808\cdot7\cdot6\cdot5=1680 通りで、いずれも同様に確からしい。

最初の数字で場合分けする。最初が0なら、残り3個で表す数は高々333であるから、どの取り出し方も条件を満たす。この場合は 2⋅7⋅6⋅5=4202\cdot7\cdot6\cdot5=420 通り。最初が1なら、できる数は1000以上1333以下なので、やはりすべて条件を満たし、420通りである。

最初が2なら、2001以下となる候補は2000と2001だけである。2000は0の玉を3個必要とするため不可能。一方、2001となる取り出し方は、最初の2の玉の選び方が2通り、続く2個の0の順次選択が2⋅12\cdot1通り、最後の1の玉の選び方が2通りなので、2⋅2⋅1⋅2=82\cdot2\cdot1\cdot2=8通り。最初が3の場合は条件を満たさない。

したがって求める確率は 420+420+81680=8481680=53105.\displaystyle \frac{420+420+8}{1680}=\frac{848}{1680}=\frac{53}{105}.

・ 玉を区別して2個を同時に取り出す方法は (2(n+1)2)=(n+1)(2n+1)\displaystyle \binom{2(n+1)}{2}=(n+1)(2n+1) 通り。番号の和がnnとなる番号の組を、i<ji<jなら(i,j)(i,j)とする。

nnが奇数なら、i+j=ni+j=nを満たす異なる番号の組は(n+1)/2(n+1)/2組あり、各組について玉の選び方は2⋅2=42\cdot2=4通りである。よって有利な場合は2(n+1)2(n+1)通りで、確率は 2(n+1)(n+1)(2n+1)=22n+1.\displaystyle \frac{2(n+1)}{(n+1)(2n+1)}=\frac{2}{2n+1}.

nnが偶数なら、異なる番号の組はn/2n/2組で、各組につき4通り。同じ番号どうしとなる組は(n/2,n/2)(n/2,n/2)の1組だけであり、その番号の玉2個をともに選ぶ方法は1通りである。したがって有利な場合は4⋅n2+1=2n+1\displaystyle 4\cdot\frac n2+1=2n+1通りで、確率は 2n+1(n+1)(2n+1)=1n+1.\displaystyle \frac{2n+1}{(n+1)(2n+1)}=\frac{1}{n+1}.

この問題で使う考え方

  • 順列による同様確率
  • 先頭数字での分類
  • 組合せと偶奇の場合分け

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